「私はここに居る」
 
と、こんなに声にだしたことは
なかっただろうな。
 
 
「あなたはどこに居るの?」
 
と、声に出し、求めて、探した。
それも初めてだったかも。
 
 
 
 
ダイアログ・イン・ザ・ダーク
佐賀2018
 
一般参加の体験プログラムに
参加することができました。
 
 
そこでの気づき、です。
 
 
 
 
 
ダイアログ・イン・ザ・ダークとは
 
~暗闇の中の対話~
目以外のなにかで
ものを見たことがありますか?
 
参加者は完全に光を遮断した
空間の中へ
グループを組んで入り
暗闇のエキスパートである
視覚障がい者のアテンドにより
中を探検し
様々なシーンを体験します
 ~リーフレットより~
 
 
 
 
純度100%の暗闇の中で
ゲームをしているとき
私は迷子になってしまった。
 
 
見えないけれど
そう広くはない空間で
私はひとりぼっちの気分になった。
 
久しぶりに。
ーかつて、見えていても
 感じ続けていたモノだった。



ほんの十数秒のこと
だったんだろうけど
 
すごく不安になった。
 
 
みんなの声が、右後ろに聞こえる。
 
 
 
立ち止まり
黙りこんでしまいそうになったけど
 
 
だれかいるー?
どこー?
私はここー。
 
そう、言いながら
最初は小声で
徐々に声を大きくしながら
 
みんなの声がする方へ
近づいて行った。
 
 
そしたら
「りょうちゃん」
と名前を呼んでもらって
 
みんなの中に戻れた。
 
 
 
みんなの中に戻った私は
とっても安心した。
 
 
一緒だよ
大丈夫だよ
当然だよ
 
そんな感覚を受け取った。
 
 
それぞれに
相手を認める
優しい声掛けが
心に染みる。
 
 
 
 
 
 
「私はここに居る」
 
と、声にだし
 
 
「あなたはどこに居るの?」
 
と、声に出し、求めて、探した。
 
 
これが、こんなにも
大事だなんてね。
 
 
 
あなたを見ているよ
と相手に伝えることが
こんなにも大事だなんてね。
 
 
 
 
 
 
いくつもの気づきがあった中で
心に残ったことのひとつでした。
 
 
 
 
にも、行きたいな♡
 
 
 
 
心理セラピスト・戸田涼子