コンコード
コンコード カット370円
ひさしぶりに親友と電話でゆっくり話すことができた。うれしかったなぁ。
旅先でも、イベントでも、写真を撮影することがほとんどなかったわたし。
あまり過去をふりかえる習慣がなく、学生時代の記念写真も見ないわたし。
すべての思い出深い瞬間は自分のなかにきざめばいい、と思っていた。
いまはほんの少し後悔している。
なんでもどんな小さなことでも写真にしておけばよかったかもしれない。
とくに。
コンコードの風景を撮影しておけばよかったとためいきがひとつ。
そんなわけで商品名にした「コンコード」。
親友と、ともに歩いた町並みを、たくさんのはなしをした場所を、わたしは商品名にしました。
あのとき拾った落ち葉を栞にしてくれてありがとう。
いつかもっと老齢になったときに、栞はなにかを語るかもしれない。
黄色や茶色の栞が、あの日のわたしたちを祝福してくれている気がする。
もうもどらない時間。
あと少しでわたしは誕生日。
また元気に1年をすごすことができて、感謝でいっぱい。
ありがとう。の気持ちでいっぱい。