犬を買う | ブラジル発 セクシー&キュートな洋服屋の生活裏話 (格安ネットショップもオープン ダンスファッション サルサ ナイトクラブに!)

犬を買う

我が家には現在5匹のジャーマンシェパードが放し飼いになっている。
この子達がいなかったら、ブラジル生活はトウの昔にギブアップしていただろう。

アメリカで生活している時に、彼がわたしに約束してくれたことが二つ。
ひとつは、大型犬を飼うこと。もうひとつは、「アララ」というおしゃべりをするオウムの一種を飼うこと。

ブラジルに来て、最初に始めたのは犬探し。ショッピングセンターの近くの歩道にはたくさんの子犬を売っている露天がある。取り敢えず、そこに出掛けて何にしようか物色していた。当初は、「101匹のワンちゃん」の黒の点々のある犬か「シベリアンハスキー」のどちらかにしようと思ったのだが、どうも今ひとつピンと来るものがなかった。

もともと、大型犬を飼う目的は家の防犯のためだったから、ふと彼が「警察犬のジャーマンシェパードがいいんじゃないか?」という一言で、なぜかすんなりこの種に決定して、また、後日露天を訪ねた。

ありとあらゆる種類の子犬たちが売られているのに、残念ながら「ジャーマンシェパード」は真っ黒なのしかいない。どうも、真っ黒なジャーマンシェパードはそれっぽくないから、それからは、毎日のように新聞を購入しては「売買欄」で「ジャーマンシェパード」を探したが、やっぱり見つからない。

そうこうしていたら、たまたま売りに出てるのがいると教えてくれた人がいた。嬉々として訪問すると、まだ1ヶ月半ほどのオスの子犬に出会うことができた。しかも、値段はR$50、露天で買ったらR$250だったから、とってもお買い得な子だった。

名前をいろいろと考えたけれど、なかなか思いつかず、ふと彼がサンフランシスコで見かけたロボット犬「アイボ」を思い出して、「アイボ」と命名。このアイボ、かなりの聞かん棒でなかなか手を焼いたけれど、現在2歳半となって、最近ではとってもいい子に育ちました。

そして、前に書いたトラックが盗難され鬱々としている時にたまたま通りで見かけたジャーマンシェパードのメスの子犬を彼が衝動買い。ほんとは二匹もいらなかったけど、買ってしまったからには置くしかないと当初は困ったが、二匹の方が手が掛からずに勝手に遊んでくれるから良かったけれど、悪さも二匹でやってくれて最初に二匹、ほんとに手を焼いた。

とはいえ、ブラジルに来て右も左も分からず、初っ端からトラックを盗まれ彼は一日中外出してて、一人っきりのわたしにとってこの二匹の犬は、唯一の話し相手だった。

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