香りの記憶20☆櫻葉さんのお話 | step and go☆嵐が大好き✩.*˚羽生結弦くん応援!

step and go☆嵐が大好き✩.*˚羽生結弦くん応援!

現在は主に、羽生くんの事、嵐さんの空想のお話を掲載しております。
(過去の嵐さんの空想のお話は、『Angelique』を再掲中です。他のお話については検討中です。申し訳ありませんが、ご容赦くださいませ)


「ハァッ…ハァ…ハッ」


ぐったりとうつ伏せにシーツに沈み込んだ後も、
ひとしきり肩でする荒い息が続いた


「ハー……」


やっと呼吸が落ち着いてきて、身体を仰向けに起こした。隣でしょーちゃんも目を閉じてて、眠ってるみたい。

喉がカラッカラだし、身体もベタベタする。
お水飲んでシャワー浴びよ。そうだ、お水、しょーちゃんにも持ってこようっと。

ムックリ起き上がって、立ち上がろうとしたら
手首を捕まれた。


「どこいくの」





「あっ、起きてたの?」


「ン…。まだここにいてよ」


しょーちゃんの手が伸びてきて、オレを再び布団に引きずり込んだ。

子猫みたいに甘えるように、しょーちゃんの頭がオレの胸に収まる。でもしょーちゃんは抱かれた子猫みたいに大人しくなんかしてなくって、ちゅっちゅって、鎖骨やチクビなんかも吸い出した。


「ぁッちょ…、しょーちゃんてば」


「なに」


「オレ、まだ身体ビンカンだからっ」


「そうだね、ちょっと吸っただけで硬くなったねぇ」


他人事みたいに。でも言葉とは裏腹に、頭はどんどん下に落ちて、今やおへそにキスしてる。もしかしてこのままじゃ、、


「しょーちゃ…、もしかして」


ぱく。
あったかく湿った中に柔らかく包まれた。


「んぅ!ちょっっっっっ!まっ!!」


「?」


しょーちゃんはくちに含んだまま、怪訝そうにオレを見上げて、


「まはひの、、」


「うわぁっ!口に入れたまま喋んないで!ひびく!」


抵抗して腰を引いてたら、


「……こんなに期待してんのに?」


くちからずるっと引き抜いて、涎の付いた口元も隠さず不敵に笑った。
こんなしょーちゃんは、きっと誰も知らない。オレしか


「して。オレのなかに、いれて」


「OK。素直になったご褒美に、全力で抱かせていただきます」


ちょ、今までのは全力じゃなかったの??
あんなに激しくされたのに???

そんな疑問を口にする前に、オレのソコに太く入ってきた


「っあんなに、いっぱい、したのにっ」


萎えるどころか、パワーアップしてない?


「雅紀さんだからねぇ。アナタはそのつもり無いでしょうけど、ちょこちょこ、俺を煽ってますよ?」


「あおって、なんかっ、ないもんっ」


しょーちゃんは、入れると直ぐに腰を重く使い始めた。揺らされて、言葉が途切れ途切れになる


「まだ余裕?」


両脚を掴まれて、高く上げさせられた。押し込まれる、なかに、もっとおくに


「かはっ…!!」


しょーちゃんでいっぱいになっちゃう

オレと、しょーちゃんが、つながってひとつに……


「あっ、あっ、」


「ハァハァッ…まさきっ」


しょーちゃんの頬が赤い。下ろした前髪の奥の、堪え切れぬ少年のような瞳。
打ち付ける音が加速してゆく。強く揺さぶられ、上り詰めてゆく気持ち良さと裏腹に心は切なくて。


「しょーちゃ、だれにも、みせないで」


「ん?」


「そのカオ、オレ以外に絶対、みせないで」


「こんなに夢中になるのは、雅紀しかいないよ」


ふっと笑う。優しい微笑みに涙が出そうになる。


「だいすき、しょーちゃん」


両腕を伸ばして、抱き締めた。

すき。あなたがすき。あなたがいるから、オレはもっと強くなれる。


「オレ、絶対頑張るから。
色んなことがあったけど、これからもあるかも知れないけど、絶対諦めない。絶対に頑張るから」


「…時にはこうやって会って、メンテナンスするね。
頑張りすぎて、倒れちゃう前にね」


「うんっ」


「その心からの笑顔こそがさ、俺にとって一番大切なんだよ?」


しょーちゃんの綺麗な指が、オレの前髪を梳くみたいにかき分ける。
撫で付けて、いい子いい子するみたいに、


『大好き、俺の雅紀』


何度も何度も、魔法の言葉みたいに繰り返してくれる。


「しょーちゃん…」


オレは幸せ過ぎて涙が出ちゃって、心も身体もふわふわ夢心地で。
なのに、しょーちゃんてば!


「じゃ、そろそろイかせていただきましょうかね」


「ちょっと、しょーちゃんっ!今すっごい良い雰囲気だったのにぃ」


「そ?」


額の汗を腕で拭っておでこを全開にしつつ、悪びれもなくクスクス笑ってる。


「そーだよ、ホントもう。いーじゃん最後までロマンチックでさ!」


「ハハハッ」


ブツブツ言うオレに、しょーちゃんはもっと楽しそうに笑う。
でも、、確かにオレたちにコテコテのロマンチックは似合わないかも。こうやってお互い笑顔でいい。笑顔がいい。


「…ちゃんとオレのこともイかせてよ?」


ぎゅっとしょーちゃんにしがみついた。



✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼