アイルランド西部のミース州の、沼地の泥の中から2000年前に作られたとみられるバターの塊が見つかる出来事があった。
燃料用の泥炭の採取を職業にしている男性が自宅近くの沼地を3.6メートルほど掘っていたところ、強いにおいを放つ重さ10キロのバターの塊が出てきたという。調べると、作られてから2000年が経過したものと推定されるらしい。

なぜ!?2000年前のバターが?

そして、なぜ地中に埋められているのか?

しかし、これは珍しい事ではないらしい。アイルランドやスコットランドでは、以前に5000年前のバター455kgが見つかった事もある。

どうやら、中世ではバターは貴重品で、租税地代として収められていたという。

また、神々や霊魂への供物に使用されることもあったという。後者の場合バターは地中に埋められ、決して掘り出されることはなかったらしい。
今になって発見されたワケだが、沼地の土壌は酸性度が高く低温な為冷蔵庫のような働き。

理論上は食べられるらしいが、研究者たちは「食べない方が無難」と。

うん。多分その通りでしょう。食べない方が。。。