先週とうとう、奥歯の部分入れ歯が完成しました。

さすがに人様には見せられないけど。



この記事にも書いた通り、私、歯医者さんが怖くて。




口の中に尖ったものやモーター音がするものを入れるとか、ましてやうっかり神経に触るかもしれないなんて、理屈ではなくホンマにイヤで。

歯医者さんには行きかけるんだけど、治療期間が長くて心が折れる感じです。

その結果、詰め物が取れてから放置していた、奥歯のカルデラが決壊したのが去年。


イメージ↓

真ん中の凹みが詰め物取れた跡とお考え下さい。




奥歯が使えないというのは、食事だけではなくて、日常の動作すら不便になるんですね。

ちょっと重いものを持つ時、踏ん張る時などなど、無意識でしたが、歯を噛み締めている。

その無意識の行動が、いちいち制限されるのが、とても苦痛。



まして歯が割れたところなんて、自分では怖くて確認も出来ない。

し、確認したとて、何も出来ないしな…

なので、仕方なく子供の頃に通っていた地元の歯科医院へ。



当初にSNSで呟いたのがコレ↓



昨年5月。



6月。




7月。




だんだんと、歯医者さん慣れしていくのが分かりますw



まずもって痛みがなければ、歯医者さんには二度と行かなかったかもしれません。

最初に詰め物が取れて以来、ずっと気にはなっていたものの。

けれど、奥歯が割れたので、そこで心まで折れるわけに行かなかった。

これがまず、行き始めた理由です。



その後、イヤだな、行きたくないなと延期する日もありましたが、それでも通い続けられた理由は、


●その歯医者さんでは、私の「痛み」「怖さ」を無視しない治療をしてくれた。

●昔は効いた感覚すら信じられない上に、不快でしかなかった麻酔が、めちゃ効いた実感があり、抜歯への恐怖がずいぶんと軽くなった。

●治療中は、口以外の顔全体を、専用のカバーで覆ってくれた。

●緊急治療の後は。口腔ケアから徐々に慣らしてくれた。

●一回の治療で必ずどこかしらの虫歯を治療しては、治療の進み具合も共有してくれたので、毎回ホッと出来た。

●土曜の予約が取れた。

●受付の人が、治療の内容を知った上で励ましてくれた。

●自分自身に反射についての知識があったので、治療中に出てくる自分の反射には不安がなかった。



おかげでほぼ一年、通い続けられました。

これはありがたかった。

もしこの状態で、災害などが起きたとして、虫歯が悪化してもすぐに対応などは難しいかもしれない、と、そこは真剣に考えまして。

備蓄も大切やけど、私の場合、まず身体よね!と。




で!

大詰めの部分入れ歯ですよ。

インプラントはもうお値段的に無理!となりまして、保険内で。




2月に型取り、高さ調整。

月末に出来上がりまして、噛み合わせの調整もしてもらったんですが、なんだか片方の高さが合わない気がする。

でも少しずつ削ってもらって、ある瞬間に、思ったんですよね。



あ。

もしかしたら私がズレてるのかもしれない。



長らく奥歯が足りない状態、左右のバランスも違う。

今の身体の形に合わせた身体の癖というのが、あるかもしれない、と思い至りました。



というわけで、それ以上の調整は一旦やめて、1週間コレで過ごしてみたわけです。

そしたら、異物感はやっぱりありますが、片側だけ高く感じていたのはやはり、噛み合わせが変わってしまっていたせい、のようでした。

馴染んだんですよね、わりとすぐに。

その上、さらに変化が。

身体のバランスが変わったんです。



右足は、かかとから前に出せる。

左足は、つま先側で蹴られる。



そうすると、ここのところ意識を向けていた、



腰の回転

背中と腰の間の筋肉の緊張の緩和



がよりスムーズに起こるようになり、結果として歩くのが楽!



そうか!

歯の健康は身体のバランスにも影響するんだ!



って、ハッとしましたよね。

歯、だけに笑い泣き



最近は、痛みや恐怖を取り除くようにしておられる歯科医院も多いようです。

歯医者さんを探すのに、ホームページや口コミをよく読んでいた時にそう感じました。

それでも怖いものは怖いので、セルフの統合ワークなどで乗り切ってました。

あとは歯を削られながら、頭の中で


怖くな〜い

痛くな〜い

息をして〜

止めないで〜


と唱えてた( ̄∀ ̄)

歯石をとってもらうのが、意外に気持ち良いということも分かりましたし、これからはこまめに通おうと思います。

反射持ちさんは、固める反射や口の反射の統合しながら通うと、良いかもね。



ちぃ