京都 -2 山形                      


【京都スタメン】
GKオ・スンフン。DF右から石櫃、酒井、バヤリッツァ、比嘉。MF底に工藤とジャイロ、右に駒井、左に山瀬。FW大黒とアレッサンドロ。


【京都交代】
1枚目(82分):駒井→三平。ポジションそのまま。
2枚目(82分):アレッサンドロ→有田。ポジションそのまま。


【対戦相手出場メンバー:山形】
GK清水。DF山田、當間、イ・ジュヨン、石川。MFロメロ・フランク(87分:→松岡)、宮阪、中島、山崎(77分:→秋葉)。FWディエゴ、萬代(62分→川西)。


【得点】 *サイドは攻撃側から見て
9分、宮阪(京都0-1山形):中央やや右寄りからのFK。遠い位置から宮阪が低い弾道の強烈な右足無回転ミドルを決める。
39分、大黒(京都1-1山形):左サイドの山瀬から後方のジャイロに戻し、ジャイロから縦パスがエリア内の大黒に。右にはたくと同時にゴール前に動き出し、石櫃のニアサイドへのクロスをヘディングで叩き込む。
79分、宮阪(京都1ー2山形):バヤリッツァのパスをカットして左サイドに展開。中央に入れて秋葉がタメ、後方から走りこんできた宮阪に流す。宮阪の右足ミドルシュートが酒井に当たってコースが変わりゴールに吸い込まれる。
92分、大黒(京都2ー2山形):自陣左サイドから比嘉がロングボールを前線に入れる。有田がヘディングで前方に流し、大黒が競り合ってこぼれたところを有田が拾ってクロス。バヤリッツァが落としたボールを受けた大黒が左足で流し込む。


【警告】
京都:工藤(54分)
山形:なし



朝、「本日は2014年ホーム開幕戦!コンサドーレ札幌戦(キックオフ16:00)です!」という衝撃的なメールが送られてきたこの日の相手はモンテディオ山形。14時キックオフで西京極にて行われました。
(そもそもホーム開幕戦は札幌戦じゃなかったし・・・なぜこうなった)
京都のメンバーは今節も変更なし。
山形は攻撃的な選手をスタメンに並べてきました。



早々に先行される展開の中で出た「悪癖」


前節は試合開始すぐに大黒のPKでリードを奪うことができましたが、今節は逆に開始すぐに先制を許す展開。
宮阪に強烈な直接FKを叩きこまれ、開始9分でリードを許すこととなりました。
3分に酒井がディエゴとの交錯で頭を負傷し、このFKの直前まで10人で戦う落ち着かない展開であったことも、オ・スンフンのポジショニングや判断に影響したかもしれません。とはいえ宮阪のキックは素晴らしい物でした。


リードを奪った山形は守備を徹底。4バック&2ボランチがしっかり引いてスペースを消し、前線がボールを追い回します。
さほど強烈なプレスとは思いませんでしたが(ディエゴのなんとなくプレスはこちらもよく知っているわけで・・・)、今節もビルドアップの拙さが顔を出してしまいます。
大分戦ではリードを奪えたことによって余裕を持てたことが、ボールを上手く引き出す要因となっていましたが、相手が守備をしっかりしてきたときにはまだまだ手を焼きますね。


前へ行こうとする意識が強すぎて、自分たちでパスコースを狭めてしまっている印象もあります。
例えばCBが持った時のSBの位置なんかがそうですね。前に位置取りすぎて、相手から寄せられやすくトラップが後ろ向きにしかできないシーンが見受けられます。また、出す側としてもどちらの足に出すのかまで徹底したいところ。
いかにスムーズに前に運ぶのかを強く意識しないといけませんが、だからといって前へ前へポジショニングをすれば良いわけでもなく。チーム戦術とともに、2~3人のグループ戦術だったり、個々の技術だったりももっともっとレベルアップさせて行く必要があるでしょう。


苦しんではいましたが、前半の中頃からサイドの高い位置までボールを運べるようになり、39分に大黒のヘディングシュートで同点に。
大黒の見事なプレーでしたが、この少し前くらいから、全体的に前を向いて仕掛けるプレーが多くなっていたのが大きかった。山形のプレスにも慣れたところもあるでしょう。思い切って前に出るシーンも増えてましたしね。



大黒の好調の裏で


後半、前半の中頃からの調子を保ち、ボールを持つ時間が長くなります。
やや単発ではありましたが決定機も幾つか。
しかし、右サイドで組み立てて逆サイドに展開し、大黒のスルーパスに抜けだした山瀬のシュートも、酒井がロングボールにDFと競り合いながら駒井が放ったシュートも枠を捉えられず。
また、右サイドからのクロスにゴール前がスクランブル状態になり、最後は角度のないところから大黒が撃ったシーンも決められず。


決定機を逃し続けているうちに、宮阪の右足が再び炸裂し、勝ち越されてしまいました。
直前に山形が秋葉をボランチに入れて、ロメロ・フランクを一列上げていたのですが、そこの対応を仕切れなかったことによってゴール前まで運ばれていたのも残念なところでした。
とはいえ、宮阪の右足は本当に素晴らしいですね・・・相手ながら見事です。


なんとか追いつくべく、有田と三平を投入しました。有田が前線で体を張ってくれると、攻撃が回りそうな気配も感じます。後ろが自信を持って前に当てられるというのが大きいのだと思うのですが。
最終的には、大黒のストライカーらしいゴール前での落ち着きによって同点に追い付くことが出来ました。
直後に三平の惜しいシーンもあったので、勝ち越しも狙えましたが・・・


前節・今節と大黒が好調を維持しています。
しかしその裏で、なかなかそれ以外の選手のシュートが枠に行かないのも目立っています。
特に主将でもある山瀬のシュートがなかなか当たってこないですね・・・
シューターとしての能力は高いものがあるはずなのですが、それ以外のプレーでも精彩を欠いていることもあり、ちょっと心配なところ。経験豊富な選手ですし、しっかり上げてきてくれると思いますが・・・


前述の通り、苦労しているビルドアップはチームとして上げていきたいところです。
それとともに、いろんな個人的技術も試合の中で成熟させていきたい。
チームを強くしていくためには、近道はありませんからね。

今は正直歩みは遅いです。
進歩すれば勝ち星がついてくるでしょうし、勝つことによって歩みが速まることもまたあるでしょう。
なんとか、その糸口を掴んで離さないようにしたいところですね。

次は難敵。アウェーでの松本戦です。




-2014シーズン通算記録-
3勝3分1敗 勝ち点12 11得点 6失点
今節終了時点:5位

【ゴール】
6点:大黒
2点:アレッサンドロ
1点:酒井、比嘉、バヤリッツァ

【アシスト】
2アシスト:石櫃
1アシスト:大黒、横谷、ジャイロ、中山、バヤリッツァ

【累積警告】
2枚:アレッサンドロ、比嘉
1枚:バヤリッツァ、酒井、石櫃、工藤