母の葬儀社の選択 | それでも実家は売れました。 〜施設に入所した親の家の片付けと見守り介護日記〜

それでも実家は売れました。 〜施設に入所した親の家の片付けと見守り介護日記〜

片道6時間の実家に暮らす母を近くに呼び寄せることになったのは、息子の小学校入学の一か月前。ドタバタの引越しから施設入所、物と思い出がいっぱいのまま空き家になった親の家の片付け。たった1人で270kmの道のりを何度も通い、家族の歴史と初めて向き合います。 

私が親戚へ連絡を取る傍らで

主人は葬儀社へ電話を入れてくれていました

 

母が亡くなったことの知らせと

遺体搬送の依頼です。

 

 

10日程前に ネットで

二つの葬儀社へ

資料請求していた私

 

 

2~3日後に届いたそのパンフレットは

封を開けることもせず、

家のソファの上に しばらく

置きっぱなしになっていました。

 

 

医師から

 

「あと2・3日です」と言われた日に

 

初めて 中をパラパラと見たものの

やはり読む気にはなれず、

 

 

おおまかな費用と概要だけ

主人に問い合わせをしてもらっていました。

 

 

こういう時も、

主人は嫌な顔ひとつせず むしろ 

はりきって電話をかけてくれます (^-^;

 

 

 

一つ目は自宅から駅までの途中にある

最寄の葬儀社

 

国道沿いに改装したばかりの

大きな葬儀会館を持っていて

自社で葬儀まで執り行う会社です。

 

 

 

二つ目はCMで良く見る

少人数のお葬式をメインとする葬儀社

 

いくつかのパッケージ化されたプランが

予め価格設定されていて、

 

葬儀自体は提携している

地域の葬儀社へ委託する会社です。

 

 

 

私が主人に要望として託したのは

 

 

10歳の息子と兄を連れていくので

 

➀自宅か兄のグループホームから

  近い場所であること

 

 

参列者が兄、主人、息子、私の四人だけなので

 

②広すぎない部屋で

 シンプルな家族葬が行えること

 

 

母との最期の時間を大切に過ごしたいので

 

③葬儀の前日は母に一晩付き添えること

 (お坊さんを呼んでの通夜は行わない)

 

 

実家が遠くて菩提寺からお坊さんを呼べないので

 

④お坊さんの手配もお願いしたいこと

 

 

母を無事に送り出せればそれでいいので

 

➄葬儀自体にはたくさんの費用を

 かけるつもりはないこと

 

 

の5つでした。

 

➀~④はどちらの会社も対応していたのですが

➄の費用面は二倍以上の差がありました。

 

 

母の葬儀は、二つ目のCMで良く見る

少人数のお葬式をメインとする葬儀社

に依頼することを前々日に決めます。

 

 

実はこの会社、

6年前の義父の葬儀の時にも一度

依頼したことがあって、

主人にとっては二回目の問い合わせでした。

 

 

そのとき葬儀を執り行った葬儀屋さんは

家族で営まれているような

昔ながらの小さな葬儀屋さんでしたが、

とても丁寧で誠実な対応が印象に残っていました。

 

 

(旦那)

 「リピーターだと

 5万円割引になるらしいよ」

 

いかにも自分の手柄のようにいう旦那 (^-^;

 

 

ただ義父の時の葬儀屋さんとは、

現在提携しなくなったので

別の葬儀屋さんの紹介になると言われたようでした。

(引き続き提携していれば、希望することもできたようです)
 

 

 

この葬儀社

料金設定もわかりやすくて安いのですが、

 

当日どんな葬儀屋さんを紹介されるか

紹介されてみないとわからない、、

 

というのが

 「運まかせ」 「賭け」 みたいだなと

その時に少し感じていました。

 

 

(旦那)

 「4時すぎに お迎えに来てくれるって」

 

 

サ責さんからも

 「搬送の時刻が決まったら教えて下さい」

 

と言われていたので 伝えると

 

 

 「4時ですか、、早いですね」

 

 と、少し寂し気に応えてくれました。

 

 

私は、間近に迫った母の葬儀を前に

13年前の父の葬儀と

6年前の義父の葬儀を思い返していました。

 

 

つづきます

私は全然できなかったけど、事前の準備が必要かもです

 

 

 

 初めての方は、こちらからどうぞ → 

 

 にほんブログ村 介護ブログ 親の介護へ にほんブログ村 その他生活ブログ 実家の掃除・片付けへ
 

ブログランキング・にほんブログ村へ  PVアクセスランキング にほんブログ村