2020年9月23日たぷインスタ
2016年4月22日
貴重な文化遺産が溢れる、ローマ時代からの古い歴史を誇る文化都市ケルンには、ドイツで最も多くの人々が訪れる教会があります。それは、世界遺産に登録されている「ケルン大聖堂」!トリーア大聖堂、マインツ大聖堂と共に、ドイツ三大大聖堂に挙げられています。
窓のさらに奥にあるのが、2007年から公開されているゲルハルト・リヒターのデザインによるステンドグラス。こちらも、斬新なデザイン。
ケルン大聖堂の中に入ってみました。
ものすごく天井が高いです。
1248年の火事で大聖堂が焼失した後、すぐに現在の新台聖堂の建築に取り掛かりました。建築は、それまでにアミアン、パリなどの大聖堂を見てまわりゴシック様式の技術と造形を学んできたゲルハルト・フォン・ライルという工匠の指導によって行われました。
大聖堂の内部をパノラマで撮ってみました。
美しいステンドグラスが大聖堂の側面を覆っています。
大聖堂の支柱となっている柱には、聖人の彫刻が埋め込まれています。
入り口付近にあるイエスの亡骸を抱えるマリアとその他の人々の像には、たくさんの人たちが集まっていました。
一応、教会の案内図と解説(日本語)が1€であったので、さっそく買ってみました。
ここにはステンドグラスの詳しい説明が書かれていて、この案内のおかげでステンドグラスをゆっくり鑑賞することができました。ここから始まるステンドグラスは、北側側廊の5枚のステンドグラスで、1507年と1509年に寄進されたものだそうです。
このステンドグラスには、説明がありませんでしたが、聖書のエピソードを綴ったものです。
こちらもその続き。ステンドグラスの鮮やかな色が光を受けて、美しく輝いています。
ここからは、説明があります。上部は、キリスト受難の図で、下部は、ラウレンツィウスと聖母マリア。
キリスト受難の図の部分のアップ。
ラウレンツィウスと聖母マリアのズームアップ。
こちらは、その隣にあるステンドグラス。
上部は、ペテロ伝説とイザヤの系譜、下部は、ひざまずく寄進者とペテロとセバスチャン。
この部分が、ペテロ伝説とイザヤの系譜。
そして、こちらがひざまずく寄進者とペテロとセバスチャン。
さらに羊飼いの礼拝と、ケルンの騎士聖人のステンドグラス。
こちらがケルンの騎士聖人、左からゲオルク、マウリツィウス、ゲレオン、アルビヌス。
そして羊飼いの礼拝。
さらに続きます。
こちらは上が、東方の三賢王の礼拝、下は、ペテロ、聖母マリア、エリザベス、クリストフォルスの肖像。
東方の三賢王の礼拝のアップ。
ペテロ、聖母マリア、エリザベス、クリストフォルスの肖像。
最後は、上部の聖母戴冠、下部はそれぞれマグダラのマリア、ゲオルクの肖像です。
こちらが聖母戴冠。
とにかくステンドグラスの眩く色鮮やかな輝きと、その精巧さを鑑賞するには、いくら時間があっても足りないほどでした。その場にいた時は絵の詳細が見えづらいので、アップでも写真を撮りましたが、こうした写真を見るとやっと何の絵なのかがよくわかりました。とにかくやはり世界遺産にもなっているだけのことはありますね。
素晴らしいです。
コチラからお借りしましたm(_ _)m
http://s-tabearukirecipe.hatenablog.com/entry/2019/08/27/183000
ステンドグラス
素敵ですね
2016年ドイツと言えば…
(2016年4月29日)