私の血縁者には障害者が2人。
自閉症とダウン症。
どちらも本当の兄弟ではなく、
腹違いの兄弟。
初めて目にしたのは確か私が小学校高学年。
その当時は、父親の「親しいおばさん」
ぐらいにしか思ってなかった。
歳を重ねるごとに血縁者と知った。
小さい頃が自閉症の男の子を
「落ち着きがないな~」なんて思ってた。
ダウン症の女の子が目の前に現れた時は
ただ素直に見た目の奇妙さに驚いた。
そして何故か、血縁者達が皆揃って
外食に行く事になった日があった。
確か私が中学生くらいの時。
その頃私は、見た目も派手で金髪にし
俗に言うギャルっぽい感じ。
実年齢よりは、上に見られていた。
そしてダウン症の妹のベビーカーを
押すのを頼まれ渋々押していた。
私の見た目が、あぁだったからなのか
お年寄りに「若いのにえらいね~」
なんて言われた。
面倒には思ったから笑ってごまかした。
すると「うちの孫もダウンなのー」って。
私は只々若干14歳でダウン症の子の母親と
思われた事がすごいショックだった。
その日から、障害者(とくにダウン症)には
偏見?というかまぁ、イヤな気持ちが生まれた。