『「好き」を仕事にしよう!』
職探しや、資格取得案内でよく使われているキャッチーなフレーズ。
その時の私が求めていたのはこれ!
結婚して、子供ができて、色んな事が変わってきました。
暮らす場所も、友達も、自分の名前さえも。
私がこのフレーズにピン!と来たのは
二人目を出産してしばらくしてからです。
「私も好きなことを仕事にしたいな~」
「何か始めたいな~」
と、漠然と思っていました。
独身時代から、ずっと働いてきた飲食店は妊娠を期に退職していました。
飲食店の現場は、大きなおなかを抱えて続けるにはハードな環境で、連日の勤務でくたくただった私は
妊娠をきっかけに退職できたことに正直ホッとしたのです。
これでゆっくりできるな~なんて思ったら嬉しくって。
専業主婦になって、
毎日好きなことして、
昼寝して(笑、
行きたかった場所へ行って
美味しいもの食べて・・・
でもそんな生活なんて1カ月もすればもう十分。
なんかもやもやする。。。
これでいいのかしら?
社会と繋がっていないことへの不安。
このままで私、どうなるの?
でももう臨月。
今さらパートにだって行けない。
私のことより、これから元気な子を出産して子育てを頑張らなくちゃいけない!
それが当たり前だし、一番の幸せなんだ!
母もそうやって私を育ててくれたじゃない?
独身の友人たちがキャリアを積んで活躍しているの見ると
何となくざわざわした気持ちになった。
でも大丈夫。これはきっとマタニティーブルーってやつだわ!
出産して子育てが始まったらそんなこと考えている暇もないんだわ!
無理やりそう思うようにしていました。
今思うと確かにマタニティーブルーだったのかも知れません。
生まれた長女はありがたいことによく眠るコでした。
もちろんお世話や家事にあわただしく過ごしてはいたものの、飲食店でハードな働き方をしていた私は、いつの間にか時間を持て余すようになっていました。
なんかすることないかな・・・?
って考えてみても、何にもなくって。
いくらよく眠る子だからって
生後2カ月や3カ月でパートに行くことは罪悪感があるし・・・
やっぱり、たくさん抱っこはしていたい。
私に出来ることと言えば、
おいしいご飯を毎日一生懸命作ること。
そのくらいでした。
レシピの書きだめも全く問題なく続けられたし・・・
あまりにも時間が有り余っていたので
通信教育でハーブコーディネーターの資格を取ったのもこのころ。
資格を取ったはいいけど、これをどう生かしていけばいいのかも分からなかった。
家を建てることになり、ちょっとは忙しくなったけどそれも半年ほど。
このころは「忙しい」っていう事実が幸せに感じるくらい、
時間と、モヤモヤした気持ちを持て余していました。
でも、これを幸せと感じないとダメなんだ、ってずっと自分に言い聞かせていました。
それが母親なんだから、これが私の幸せなんだって・・・
二人目を妊娠。
その頃、長女の肌が化学物質に反応してることに気づきます。
長女の荒れたほっぺを見ながら、どうしたらいいのかネットで色々調べていくうちに
「手作り石鹸」の存在を知ります。
これが私と石鹸との出会いでした。
作ってみようか?
そう思ったらもう止まりませんでした。
すぐに本を買って作り方を勉強したり、材料を揃えたりして
石鹸作りを始めました。
きっとこのころの私は「何か」にはまりたかったんだと思うんです。
そして、それは家族のためになるようなこと。
家族が喜んでくれるようなこと。
そんな時に出会ってしまったフレーズが
『「好き」を仕事しよう!』だったのです。
私も好きなことを仕事にしたいな~
何か始めたいな~
そんなことを漠然と思っていただけのこの頃の私。
モヤモヤした気持ちを持て余していました。
母親としての気持ちと、自分自身のこと。
私が糀と出会うのはまだまだ先のことです。
【日時】11月14日(火)10:30〜
【料金】おひとり4000円
※お友達と一緒にご参加の方は3500円
https://ameblo.jp/bracesoap/entry-12317322127.html
お申込みはこちらから!
備考欄に「トマトソース参加希望」とお書きください。
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