今朝は事務所で作業するつもりで持っていく資料をカバンに入れ忘れて、止むを得ずに他の仕事をしたら報告書を作っていなかったことに気づいて災い転じて福となした、元銀行員の中小企業診断士でメンタルレスキューカウンセラーの「しゅんさん」こと、本多です。

前回は右肩上がりの業績には限界があるのは分かっていても、自分が担当役員の時はそれを続けたいと思っていたということについて書きました。

でも、高いモラルが求められる銀行員がいくら上司が求めているとしても、いわゆる一線を超えてまで不祥事に関わるのは一般論では理解出来ないかもしれません。

誰しも今より少しでも良くなりたいと思います。それがもしも間違っていると思っても、そのように感じるのは自分だけでなくてライバル達も忸怩たる思いを抱えながらも手を染めている事に気づきます。

それが分かると、そこに踏み込むのがリスクである事に自ら見ないふりをして手を染めなければライバルとの差が出ると思う感情が強く働いてモラルが低下して行くのです。

銀行の多くは東証一部に上場しています。最近は少し事情が変わりつつありますが、就活生にとっては銀行は人気があります。特に地方都市では、上場企業は少ないし、銀行員というだけで家族が自慢するような職場でありました。

そこで働く人にはそれなりにステイタスとプライドを感じている人が少なからずいると思いますし、それを大切に思う人は守るべきモラルの基準が見えなくなるのかもしれません。

スルガ銀行は第二地銀の中では金融庁からモデルケースとして評価され、それを続けていかなければならないと思っていたのでしょう。そういう意味ではかなりハードな状況だったと思います。

続きます。