みなさん、こんばんは

先週の木曜日に長男が帰省してきたので、和牛を腹一杯食べてそろそろ寝ようと思ったらトイレから水が溢れていて夜中に焦ったけど、今日ようやく修理が完了してバケツで流さなくて良くなってホッとしている、元銀行員の中小企業診断士で産業カウンセラーの「しゅんさん」こと、本多です。

前回、銀行員は信用を無くす事が一番いけない事だと分かっているということを書きました。そんな銀行員がなぜ、今回のような不正融資を行ったのかをあくまでも私の推測で書きます。

スルガ銀行は第二地銀の中で他行に先駆けて個人向けの銀行として営業展開をした事で、富裕層と言われる人から取引してもらえるようになりました。

まずは首都圏から始め、全国の主要都市に支店を出して資産運用相談に対応してきました。例えば福岡支店では当初、福岡の中でも一番人が集まる天神地区に出店しました。

そこでは応接室はもちろん、セミナーが開けるくらいの会議室を備えた富裕層のニーズに合ったサービスを提供して信用を得てきたので、さらなる資産運用を相談して貰えるようになりました。

その流れの中で不動産投資があり、アパートなどへの投資が喜ばれると思って提案して行きました。そういう独自の取組みで業績が右肩上がりに伸びて、金融庁からも地域金融機関のモデルケースとされたので、その流れを維持することが必要になったのです。

銀行に限りませんが、会社役員は2年ごとの任期を如何に長く続けられるかが大事なので、少なくとも2期4年を順調にクリアすれば十分すぎる退職金を貰い、自行の関連会社の社長や地域の中堅以上の企業の役員(非常勤も含む)を務められるので、本来なら絶対に守らなくてはいけないモラルを見失ってしまったのでしょう。

もちろん、一番いけないのはそれをやってしまった役員ですが、人口減少状態の現在ではそういう右肩上がりには限界があるのは分かるのに、地域金融機関の生き残るモデルケースとしてもてはやしてきた金融庁にもあります。

そのような環境の中で、始まったのだと思います。

以下、続きます。