9回目の出張・2018。 | Diary of For Tomorrow.

Diary of For Tomorrow.

このブログ記事の内容は株式会社夢ヶ丘研究所から発信される数ある見解の中の1つです。

さきおとゝいまで、ことし8回目のとうきょう出張を朝夕冷える中してきました。
※今回も1泊2日で、前回の訪問は先月14日の記事へ。

IMG_20181025_094529805.jpgしぶやストリーム・20時半

おことわりとして、おとゝいは恒例の「ドラフト会議」が開催され、その件についての記事を優先した為、出張のご報告が遅れたコトをお詫び致し〼。

IMG_20181025_094411621.jpgうえの公園・あさ9時。

IMG_20181025_094412462.jpgこくりつ博物館(TNM)・平成館

IMG_20181026_115008923.jpg聖(しょう)観音菩薩立像
前者展で唯一撮Aが可能です。

IMG_20181026_115022119.jpg自転車の車輪(後者展

IMG_20181025_094415636.jpg「梅下寿老図(右)」と「寿老(左)」(後者展あすまで展示〈左右の2点はトーハク所蔵の作品〉)

まんず、「大法恩寺(千本釈迦堂)快慶・定慶の御仏」展「マルセル・デュシャンと日本美術」展(いずれも、~12月9日)、

IMG_20181025_094416707.jpgこくりつ西洋美術館(NMWA)

16日から始まった「ルーベンス」展(バロックの誕生・~来年1月20日)、
□いつもなら「同展の入り口前にあるモノ」としてソレを出すのですが、その入り口前が大スクリーンと化した為、お出し出来ないコトをお詫び致し〼。また、ルーベンスの名前を意外と知られていないのが実情です。

なお、うえの文化の杜エリアの他館の展覧会について申し上げ〼と、上野のもり美術館では話題の「フェルメール」展(~来年2月3日・日時指定入場制)が酣で、きょうから都美術館アレが初来日する「(エドヴァルド・)ムンク」展(~来年1月20日)が始まる等、注目のラインナップとなっており〼。
☆「フェルメール」展は来年2月16日からおゝさか県立美術館で開催予定(~5月12日・日限定で日時指定入場制の導入を検討中)。

IMG_20181025_094417450.jpg★オノ・ヨーコ「戦争は終わる」
△2階の「ミュージアムコーン」入り口左側にあり〼。

IMG_20181025_182322311.jpg下記展の入り口

前回の「建築の日本:その遺伝子の齎すもの」展では延べ54万人の方々にご覧頂いた森美術館(MAM)の開館15周年記念企画の第2弾である「カタストロフ(災禍)と美術の力」展(~来年1月20日)へ、国内外の戦争や災害・(経済)恐慌等とアートとの関わりについて学びそして考えに、
◎本展覧会も一部の作品に於いて、非営利目的の場合に限り撮Aが可能ですので少しご紹介し〼(上下にある★印の画像は「CC BY-NC-ND2.1」)。

IMG_20181025_094421954.jpg★池田学「予兆」

現在、さが県立美術館で葉山有樹・八谷和彦の両氏と連携した「三人展 -Forward Stroke あすへの眼差し-」が酣ですが(~来月18日)、同館の所蔵作品として展示中の「誕生」も同展終了後に展示の予定です。

IMG_20181025_094527834.jpg★会田誠「電信柱、カラス、その他」

↑こちらは同展の後にある「MAMコレクション(自館作品の蔵出し公開)」で展示しているモノで、6年ぶりにこの作品と再会しました。
◇ちなみに、池田学・会田誠両氏ともMizuma Art Galleryの所属です。

IMG_20181025_094528700.jpg下記展を入ったトコロにあるモノ

TCVでは藤子不二雄Ⓐさんの展覧会が行われてい〼。(~来年1月6日)

IMG_20181025_094534142.jpgNACTに並ぶ両展のあんない

同じ「あとろ」の次男坊であるこくりつ新美術館(NACT)「東山魁夷」展(~12月3日・2階)と「ピエール・ボナール」展(~同月17日・1階)のの近代画家による素晴らしい競演を。(前者展は開催初日に訪問)

IMG_20181025_094536041.jpg前者展の最後にあるモノ。
△元の作品は「緑響く」(蓼科高原)。

先月1日の記事の通り、きょうと(MomaK)先行で開催してその時も初日に暑い中行っており〼が、第5章のなら・唐招提寺の御影堂障壁画を再現したトコロではきょうと展とは対照的に天井の高さ(約8m)が際立っているコトゝ、自館以外では見る機会が少ないとされているあの長谷川町子美術館よりお借りしている作品(「春を呼ぶ丘」)があるのも同展の特徴と言え〼。

IMG_20181026_114927527.jpg後者展を入ってすぐにあるモノ。
△「黄昏(クロッケーの試合)」を基に立体化。(お撮り忘れにご注意!

「日本かぶれ(=知日派)のナビ(派)」の異名を持つピエール・ボナールさんとはいったいどう言う方か?と申し〼と、春にここ(→きゅう博→ナゴヤ市美)で開催していた「(エミール・ゲオルク・)ビュールレ・コレクション」展や、先週まで(都美→)NMAOで開催していた「プーシキン美術館」展でも同氏の作品(「室内」と「夏、ダンス」)を1点ずつ見掛けられた方もいると思い〼が、現在仏蘭西・巴里では日仏交流160年を記念した「ジャポニ2018」が開催されており、今回の展覧会の借用元であるオルセー美術館や1つ前の展覧会であるルーヴル美術館で各種行事を行ったり、昨年のいま頃ここで開催していた安藤忠雄さんの「挑戦」展がその一環としてポンピドゥー・センターで開催するなど、日仏で相互交換をしてい〼。

IMG_20181025_094531664.jpg「デザインたっち」の季節到来。

IMG_20181025_094533125.jpg同展の入り口

あとは「あとろ」のもう1つの柱であるミッドたうんの中にある三取りぃ美術館(SMA)で京醍醐の美を探求する「醍醐寺」展(~来月11日)と、「六本木アート・トライアングル(あとろ)」3館で(芸術の秋に相応しい)ニッポンを知る展覧会を思う存分に満喫してきました。
☆来年1月29日から九州こくりつ博物館で開催予定。(~3月24日)

なお、NACT・SMAで開催中の上記3展の詳細については各館及びにっけい新聞イベントガイドから各展の公式サイトでご確認願い〼。

IMG_20181026_115039360.jpg戦利品の数々。
「東山魁夷」展の図録はきょうと展開催時に買うたモノです。

「デュシャン」展の図録はデュシャン編と日本美術編の2冊で4千円と高くて手が出せまへんでした(「カタストロフ」展の図録は12月に発行予定で申し込み済みです)。

komakkero(C)こまば祭名物・こまっけろ。(イラスト版)
△第69回(来月2325日)の詳細はイラストをクリック。

次回の出張は来月下旬に↑こちらのこまっけろに会えるとー大「MICE」の1つである駒場祭や、上記以外の文系「MICE」行事、そして豊洲の新市場等を視察の予定です。(Vol.696)