ハノンのスケールについて | そよかぜのブログ

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ハノンのスケールについて…


今日は書きたいと思います。


ハノンのスケール、本格的にされている方や、

コンクールなどされている方は、

毎日当たり前にされているかなと思います。


指遣いはもちろんのこと、無駄な手首の動きなどがなく、粒を揃えるようにする、一息で一気に弾く、等ができていることが前提でのお話です。



私は一種類ではなくて、スケールは4通りで生徒にはやらせてきました。


1週間に、一つの長調&短調をやらせるようにし、全調をもちろんしますが、きちんとそれが弾けるようになったら、4種類の弾き方でさせます。

それが1週間の宿題です。





1️⃣最初の音から深いプールに飛び込みプールの底をずーっと息継ぎなくスィーっと行くように、鍵盤の深い部分を一息で音楽的にひく弾き方。


2️⃣ハーフタッチで、指先を丸めてコマネズミのように軽く弾くバージョン。モーツァルトや、色々な部分で使えます。



3️⃣鍵盤をスポンジケーキと見立てます。

そこに生クリームをスーッと右に向かって一気に滑らかに塗るように…指の腹で柔らかな音色で弾くバージョン。1番最初と少し似ていますが、それより滑らかなタッチにします。

このタッチは、イメージとしてショパンのタッチです。


4️⃣カチカチと時計のようにしっかり弾くバージン。

イメージとしては、チェルニーの音色で。






私が幼少の頃から習ってきたのは、1番最初だけでした。



ですが、


曲に出てくるスケールの部分は、

あちこち短い形となっているのが一般的です。


ただ普段、この4通りをやっているだけで、今自分がしている曲が、どんなスケールの弾き方が求められているか?を自ら考え、その都度様々なニュアンスのタッチや弾き方で応用することができます。


このように毎日練習しながら、

4通りをしていると、あちこちの曲に使えますよ✨



ハノンは使い方工夫次第でかなり勉強になります。


ただ、

毎日の練習時間も限られていますから、一曲だけの4通り、を全員にさせてきました。



1️⃣番から4️⃣番までの中のどのタッチでこの曲のこの部分を貴方なら弾く?というと、だいたいの生徒は自らこれかな?とできるようになります🎹



1番からの練習については、、、


ハノン一番にしてもリズム練習で何通りもできますので、それをさせてきましたが、



いつか、そちらも書きますね✨