「肩の力抜いて!」では力は抜けない! | HUEYのボクシング紀行

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第24代日本バンタム級王者の内山眞太郎を父に持つHUEYが、独自の視点でボクシングについて語ります!

こんばんは!


HUEYです!


今回は、「肩の力抜いて!」では力は抜けない!


というお話を3つのテーマでお届けいたします。


①どこの力を抜くのか?

②なぜその場所なのか?

③どうやって力を抜くのか?



①どこの力を抜くのか?

ファイティングポーズをとって構えた時や、パンチを打つ時に力んでいる人によく


「肩の力抜いて!」とアドバイスしている声が聞こえます。


もちろん、力んでいては動きの柔軟性、スピード、パワーとも死んでしまいますから、


力を抜くことは基本であり、とても重要な事です。


ただ問題は、どこの力を抜くのか?と言う事です。


僕の自論では、「背中の力を抜く」が正しいと思います。


もっと言えば「肩甲骨の力を抜いて、可動域を広くする。」


となります。


これはどういう事なのか?


肩と言えば、大きな筋肉では三角筋、インナーマッスルのローテーターカフなどを思い浮かべると思いますが、


試しにファイティングポーズをとったまま肩回りだけに力を入れてみて下さい。


僕自身の感想なんですが、肩にだけ思い切り力を入れるのは意外と難しいです。


さらに、肩に力を入れるとそもそも手が前に出せません。



となると、やはり力んでいる人は肩に力を入れているのではないのです。


肩ではなくあくまでも肩甲骨周りの力みなのです。


エキサイトマッチなどで世界のボクシングをご覧になられている方々は、


一流のチャンピオンたちの肩甲骨回りがリラックスしている事に気づかれていると思います。


だからこそ、キレのあるシャープなパンチを放てるのです。


では次のテーマに参ります。



②なぜその場所なのか?

力んでいる人の特徴の一つとして、肩をすくませるようになっている人が居ます。


この状態と言うのは、まさに肩甲骨が肩を押し上げている形です。


肩と言うのは、動かしてみればわかりますが、ほぼ360度どこにでも回す事が出来ます。


もちろんそのような関節の作りになっているからで、肩自体は上下したりしません。


肩が上下するかどうかは、すぐ下にある肩甲骨に委ねられています。


ですから、肩甲骨の力を抜けば、おのずと「力み」の問題は解消されるのであります。



③どうやって力を抜くのか?

それでは最後の問題です。どうしたら力が抜けるのでしょうか?


肩甲骨の力みを解消する方法とは?


確かにトレーニングを続けていれば、いずれは力みは取れていくでしょうが、


僕は元来「慣れ」という言葉が好きではないので、「慣れるしかない」なんていう発言は極力抑えたいと思っております。


その方法はたった一つです!


「日頃から肩甲骨を動かす。」


これをやるだけで全く違ってきます。


背中の動きを意識することが出来るようになってくるのです。


それこそ、トレーニングの一環で懸垂やラットプルなどで背筋を鍛えられている方もいらっしゃるかと思います。


そういった方も、日頃から肩甲骨を動かすと、さらに効果的に背中の動きを感じながらトレーニングする事が出来るのです。


何より、ファイティングポーズをとったときやパンチを打つ時に力みが全くなくなります。


ではどうやって動かすのか?


これは本当は画像や動画を使った方が良いのですが・・・。


一番大切なのは、左右交互に動かす事です。


両方一緒に動かしては可動域が狭くなるので、片方ずつゆっくりと肩甲骨を持ち上げて、前に後ろに回してください。


これを立った状態と四つんばいの姿勢で行います。


四つんばいの姿勢の方が可動域は広くなりますが、当然ボクシングは立って行うので、両方行ってください。


文章だけでは伝わりきらないと思いますが、この肩甲骨の動きに関しては、どの動き、どのパンチにも関わってくるので、今後も様々な形で解説していきたいと思います。


では、これで今回の「肩の力を抜いて!」では力は抜けない!は終わりたいと思います。


最後まで読んで頂きありがとうございました!