3.1 今日の後楽園ホール | ボクシング・ジーンのブログ

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OPBF東洋太平洋・日本ミドル級王座統一戦

第522回ダイナミックグローブ
3月1日(土)後楽園ホール 17時45分開始
主催:ワタナベ





<メインイベント 東洋太平洋・日本ミドル級王座統一戦12回戦>

○柴田明雄(ワタナベ)OPBFチャンピオン

[判定3-0]115-113 116-113 117-111

●中川大資(帝拳)日本チャンピオン WBO14位

※柴田が王座統一

8月に胡朋宏(横浜光)を7回KOに下し、日本3階級制覇に成功した中川にとっては、これが初防衛戦。一方の柴田は、同じ8月に村田諒太(三迫)のデビュー戦の相手を務め、2回TKO負けを喫して以来の再起戦です。

2年前、当時保持していた日本スーパーウェルター級タイトルを柴田に奪われている中川にとっては雪辱戦でもありました。そんな中川が、開始から積極的にジャブでプレスをかけて出ます。再起戦とあって立ち上がりはやや元気がないように見えた柴田ですが、速いワンツー、左ボディブローが中川をとらえ出すと、表情が引き締まります。鍛え上げられたフィジカルの強さを武器に、ぐいぐい圧力をかけ、右を狙っていく中川。リズムに乗った柴田は脚を使いながら右をカウンター。さらに中川もすかさず打ち返し、目の離せぬやりとりが続きます。4回終了時の採点は、39-37、38-38×2で一者が柴田を支持していましたが、ほぼ五分。そこから柴田のアウトボクシングがさらに冴えていきました。単調になりがちな中川の前進に対し、柴田が動きながら、軽いパンチで出端を叩いていきます。8回終了後に公開されたスコアは、78-74×2、77-76でいずれも柴田優勢です。

9回。中川がさらにピッチを上げて攻め入ります。強い右ストレートもヒット。柴田は「めちゃくちゃ効きました」と後にふりかえっています。しかし食っても必ずすかさず打ち返し、脚が止まることもなく、リードを守り切って3-0、中川を返り討ちにするとともにスーパーウェルター級に続く、日本・東洋太平洋の両タイトルホルダーとなりました。

「ほんとうは中に入らせないボクシングをしたかったけれど、結局脚を“使わされた”わけで、やりたいボクシングはやらせてもらえなかった。(村田戦で敗れた)もやもやがすべて挽回できるほどの内容ではありませんでした。ただ、勝ったのは、まだ強くなれるチャンスが残っているということなので、一戦一戦、上の舞台に近づけるように頑張ります」と、かみしめるように語った柴田は、これで31戦22勝9KO8敗1分となりました。

一方敗れた中川は、「引退します。撤回はぜったいにありません」と控え室で、宣言しました。

「途中で、上体から突っ込んでしまっている、前回と同じになっていることに気づいて。それでも違うアイデアが浮かばなかった時点で、ダメだったと思います。今回、生涯最高の仕上がりでリングに上がって、これが自分の実力だと思える。今はすがすがしい気持ちです。もちろん負けたことは悔しいですが、やり切った感は、あります」。そう言い切った中川は、28戦22勝17KO4敗2分です。

デビューはなんと17年前の1997年。その年の新人王戦に敗れてから、6年間のブランクがありました。2003年に再起後、2009年の日本ウェルター級王座をはじめ3階級制覇に成功。不死鳥のようによみがえる姿が、ひじょうに印象的な選手でした。


















<第6試合 次期挑戦者決定戦ミドル級8回戦>

●淵上誠(八王子中屋)日本ミドル級4位

[判定3-0]77-76 77-75 78-75

○西田 光(川崎新田)日本ミドル級5位

元日本、東洋太平洋チャンピオンで世界挑戦経験もある淵上は、昨年5月に柴田にOPBFミドル級王座を奪われて以来の再起戦。一方の西田は、ランカー二人への勝利を含めて3連勝中の上昇株です。経験で上回る元チャンピオンに対し、そんな西田がスタートから果敢に仕掛けていきました。クラウチングに構えて前進し、左ジャブから右クロスを狙います。長身のサウスポー淵上は、力みのない左打ちおろし、左アッパーで迎え撃ち、3回ごろには西田の右目付近に腫れがみれらるようになりました。淵上ペースに流れるのかと思われた中盤、西田がボディブローを多用して、その後も懸命のアタックを続けました。終盤に入ると、すっかり淵上の変則リズムを読み切った西田のパンチがきれいに入る場面が増えました。最終回は打ち合いとなり、力を出し尽くした西田は終了10秒前の拍子木をゴングと勘違いして、不用意に打たれる場面もありましたが、大事に至らず。プランをみごとに完遂した西田が、僅差~中差の判定をつかみました。

















<第5試合132P8回戦>

ヨン・アーメッド(インドネシア)●[KO2R1'00'' ]○尾川堅一(帝拳)


<第4試合ライトフライ級8回戦>

○小野 心(ワタナベ)

[負傷判定5R1'52'']

●須田拓弥(沼田)


<第3試合スーパーバンタム級6回戦>

大原健一(RK蒲田)●[判定1-2]○大和田寿(厚木ワタナベ)

58-57 57-58×2


<第2試合フライ級6回戦>

ヨーダウレット・トープラン49(タイ)●[TKO3R1'04'']○佐々木健介(帝拳)


<第1試合スーパーフライ級4回戦>

伊藤真也(ワタナベ)○[判定3-0]●川野拓夢(本多)

39-38×2 39-37





<photo & by Hiroaki Yamaguchi 山口裕朗

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