林壮一さんの記事です。
黒人初の世界ヘビー級王者、ジャック・ジョンソンについて書かれています。
最近はタイソン・フューリーやクリチコ兄弟といった白人のヘビー級王者が活躍していますが少し前はヘビー級王者といえば黒人と相場が決まってました。
だから白人の有望選手が出てくるとホワイト・ホープと言われ注目度が抜群で期待もされた。
自分の時代だとジョン・ウェインの甥という触れ込み(実際は違うという説もあるけど)でロッキー5にも出演していた
トミー・モリソンがまさにホワイトホープでしたが本当に白人ヘビー級王者が待ち望まれていたのだった…
まぁ、モリソンがタイソンに勝てると思ってる人はほとんどいなかったとは思いますが(笑)
レノックス・ルイス、イベンダー・ホリフィールド、マイク・タイソン強い王者はみんな黒人だった(マイナータイトル時代のWBO王者にトミー・モリソンが一瞬なったけど)
そんな黒人最強の元祖がこの人ジャック・ジョンソンなんである。
ジャック・ジョンソン以前にもヘビー級以外の階級で黒人の世界王者は結構居たんですが、ヘビー級王者というのは本当に特別な存在なのだ。
現在ではボクシング以外の格闘技も盛んになり寝技やキックも使える総合格闘技の選手の方が強いのでは?って思われるようになってきてるし統括団体が増えすぎてボクシングヘビー級王者って何人いるの?って感じですから
ヘビー級王者=史上最強の男
という風には思われなくなってきてますがジャック・ジョンソンの時代は間違いなくボクシングヘビー級王者が最強の男の証だったのだ。
それをそれまでは白人たちは
「優性人種である我々が最高であり最強なのだ」
という誇りを守ってきたのがジャック・ジョンソンによって最後の砦を破られおまけにジョンソンは白人女性をっ妻にめとり
「俺たちの女」も奪って言ったんである(笑)
そりゃ憎まれるよね~~
強さも半端じゃなかったみたいで、いあだに最強説を唱える人も居る様なボクサーなんですわ。
ジャック・ジョンソンに興味を持った人は是非、是非林壮一さんの記事を読んでみてください!