昨日のNYK市場はほぼ予測通りの展開となりました。

 指標が弱く金利が低下、ドルも売られましたが、昨日は月末です。中長期的なリバランスによる円売りがかなりあったようで、ロンドンFIXINGに向けて円売りが活発化しました。

 ただし、コアPCEデフレータが前月比で0.2%に低下したことは頭の片隅に置いておいた方がいいかもしれません。おそらく来月は再び0.3%に戻ると思われますが、もしも続けて0.2%となるようだと、中央銀行幹部の発言(見方)も変わってくると思います。

 

 月曜日は月初でもあり、日足では陰線が一本で終了したことから、実需、投機揃って円売りのスタートとなりそうです。ただ、金曜日クロージングは月末特有の需給が影響を与えたため、その分は割り引いて考えておく必要があると思います。

 基本的には円売りでいいと思うのですが、金曜日の金利低下が月曜日も続くようだと、一転156円台に逆戻りということもありそうです。

 月曜日の高値(157円MID以上)は懲りずに売りから入ろうかと思っています。買いに転換するのは月曜日の引けの強さを確認してからにしようと思います。