沢庵が教えてくれた。
解ったつもりで解っていなかったこと。
美味しい沢庵が出来た。おばQがそれをポリポリ食しているのを見ていた。
そして思った、なんと幸せで、ありがたい事か!と。
美味しい沢庵を作ったのはたしかにアタクシだ。だが、この沢庵を作ったのはアタクシではないのだ。
溝の口のアパート住まいでは保存場所がなく、作れなかった。だが、そんな保存食のアレヤコレヤが、ここなら出来る。
そう、両親が頑張って残してくれたこの家があるからこそ、この沢庵が作れた。
そして、その両親を手助けし、応援し、支えてくれた叔父叔母や、様々な人びと。
全てがあって今がある。
この沢庵が出来たのは、そんな礎ありきなのだと、再認識した。
なんと、有難く幸せなことか。
ってことで、沢庵ちゃん、ありがと~~~!