左馬とは
「左馬(ひだりうま)」とは
文字の「馬」を左右反転させた形で書いたものを指します
縁起文字として知られ
特に江戸時代以降
商家や文化人の間で大切にされてきました
これが左馬
↑(これは反転させたものを書いた作品)
↓(その作品の裏側~見るとこうなっている)
言葉の成立
「左馬」(ひだりうま)という呼び名が
広く使われるようになったのは
江戸時代(17〜18世紀頃)と考えられています
ただし
馬を逆にするという発想そのものは
それ以前から
書道や茶道や禅の中に存在していました
左馬が縁起が良いとされる理由
・「うま」を逆に読むと「まう(舞う)」
→ 喜びや福が舞い込む
・逆さの馬は
→ 馬が人を引き連れてくる姿に見える
→ 千客万来 商売繁盛
・字形が下に向かって安定する
→ つまずかない 倒れない
書と精神性の観点から
東洋思想や禅の世界では
強さとは 外に出すことではなく
内に収め 制御することと 考えられてきました
勢いの象徴である「馬」を
あえて反転させる左馬は
・動を止める
・勢を伏せる
・欲を鎮める
という
精神的成熟を表す文字とも言えます
ここから 大和さんのことを少し紹介します
今回 この「左馬」について書こうと思ったきっかけは
生徒の 佐々木大和さん から
新年に届いた 一つの器でした
この作品
宝物です
房仙会では、師範です❣️
と言ってあげたい位の字です
欲しい方は注文してみてください
午年でなくても、大和さんの左馬が
欲しくなるように頑張ってブログ書こうと思ったんです
京都で四代続く陶芸家である彼らしく
その器には
さりげなく反転した馬があしらわれていました
手に取った瞬間
「あ 左馬だ」
さすが大和さん
彼は 分かって 送ってくれたのでしょう
彼は私にこのように伝えてくれているのでは?
勢いを誇るのではなく
力を内に収めること
走り続けるのではなく
一度 鎮めること
私の身体のことを気遣ってくれているのがありがたかったです
「あまり無理しないでください」
と、彼の声が聞こえてきました
お礼のメッセージをすると、なんと嬉しいメッセージが届きました
追伸
大和は『破門』されるまで房仙の弟子であり続けますので 改めて宜しくお願い致します 笑笑笑![]()
彼は
窯元四代目
長く作り続けてきた人だからこそ
今年の馬に
左馬を選んでくれたことが
とても嬉しく
そして
深く心に残りました
書道と陶芸
表現の形は違っても
向き合っているものは
同じ
そう![]()
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あらためて教えられた
大切な贈り物でした![]()
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房仙会の学びとして
房仙会では
形だけでなく
意味と心を大切にして書を学んでいます
一文字の中に
その人の人生や姿勢が現れるからですが
左馬は
「静かなる強さ」を教えてくれる
大切な一文字です
今回も大和さんに救われました
追伸
昔は
左馬を書いたり 用いたりすることは
それなりの立場と歩みを重ねた人にしか
許されないものでした
今は
誰もが自由に表現できる、平等の時代です
だからこそ
もし
左馬という文字に 教養や美意識を感じたなら
使ってみてもよいのだと思います
ただし 少しだけ 立ち止まりながら
今の自分は 走る時なのか
それとも 鎮める時なのか
その問いを 心に置きながら
今日は新たな講座をした感じになり
皆が喜んでくれる顔が見えた幸せな時となりました
左馬は 選ぶ文字でもあり
問われる文字でもある
私は
そう感じています
ここからはガラッと明るく❤
我が家に弟家族が、お年始にきてくれました
大人8名
子ども8名
総勢16名
玄関もこの通り
学ぶだけでなく
リラックスしないと
何でも覚えられない
緊張してリラックス
これでバッチリです❤
今日は講座のようなブログとなりました
吉とでるか
楽しみです





