10月4日から5日にかけて行われた練成会の報告を兼ね、私の考え方を全生徒に伝えました

 

すると、生徒たちから心に響く数々の手紙が届きました

が、中でも感動した二通を紹介したいと思います

 

そのお手紙は、まるで富士山の光のように優しく私の心の奥を照らしてくれたのです


1. 「啐啄同時」に込められた学びの深さ

 

まず紹介するのは、長年教育現場に立ち続けてこられた元先生からの、深く、そして優しいまなざしに満ちたお手紙です

 

長文ですが、房仙会が目指す学びの根幹が綴られています。

「房仙先生、いつも深く学ぶ機会をいただき、どうもありがとうございます。

皆様の感想を拝見しながら、『教える側』『教わる側』双方の視点から自分自身を見つめ直しました。

教員として28年間、教育現場にいる私にとって、『教える』ことの難しさを感じなかったときがありません。(中略)

特別支援学校で自閉症のお子さんを担任したとき、初めて**【啐啄同時】の意味を実感しました。

房仙先生がお稽古でおっしゃる『教えるつもりで書く』**という言葉は、教わる側が教える側の視点をもって学びを深めること。

そして、教える側も『教わるつもりで教える』。

『教える側』『教わる側』双方の視点をもつことは、人生のすべてに通じる。このことに気づき、感謝の気持ちでいっぱいです。」

──この方の中に、私は**【学び続ける心と“愛のまなざし”】**を感じました

房仙が大切にしている「相手と呼吸を合わせる指導」そのものが、このお手紙の中に息づいています

 


 

 2. 指導者としての覚悟:「人を見る・心を見る」

 

そして、もう一通は師範の方から届いた、指導者としての覚悟が綴られた手紙です

師範格が生徒たちに向き合う際の、真剣な思いが伝わってきます

「しかし、自分が自信のない指導を受けたなら、ついていきたくないし、不安になります。(中略)

お相手にその思いをさせないために、自分なりにどんな心持ちで接するべきなのかを突き詰めるには、先生のように**“人を見る・心を見る”よう努める**しかないのですよね。

技術と心とコミュニケーション能力──そのバランスがとても大切で、そういったあらゆる考えを深められるからこそ、師範格はさらなるスタートだと思います。

教えることは、“導く”ことの責任であり、喜びでもある。(中略)

このように立ち止まり、双方の立場から振り返る時間をくださる先生に、感謝の気持ちでいっぱいです。だからこそ、続けていきたいと思うのです。」

──これら二通のお手紙を読んで、胸が熱くなりました

【啐啄同時】【人を見る・心を見る】という一文こそ、房仙流の根底にあるものを示してくれました

 

どちらのお手紙にも共通しているのは、「教える」とは、愛をもって“生徒の心を見つめる”ことという真実です。富士山のように、いつも変わらぬ目線で見守り続けるということです

 


 

3. 歓喜のシンフォニー!ドジャース勝利と奇跡の53秒

そんな深い感動に包まれた日、私にはもう一つ大きな喜びがありました!

「ありがとう」と言える一日でありますように、なんて考えていたのですが、今日はドジャースの試合の日でした

試合結果を気にかけながらのブログ書きは一旦お休みにして、12時まではテレビの前に居座り続けました

 

見事に**ドジャースが勝利!**この嬉しいニュースに、心からガッツポーズして大はしゃぎしました!

 

勝利が決まってから、今朝撮った早朝の美しい日の出の富士山の動画に、音声を入れました。実は「ドジャース」という言葉を言うところで何度も噛んでしまい、撮り直しに苦労したのですが……

 

ドジャースの勝利の歓喜のお陰で、わずか53秒で完璧な動画が出来上がりました!(少し噛むところは愛嬌?)

 

この感動を込めた動画を、ぜひ皆さまにご覧いただきたいと思います

 

 

 

 

(53秒の動画です)  

 

ドジャースおめでとう❤️❤️❤️

 

 

日の出前の5時45分の富士山

早朝の雪化粧した富士山

 

日の出前の5時45分の富士山

早朝の雪化粧した富士山

 

日の出の6時6分の富士山

日の出前の富士山と空

 

日の出の6時7分の富士山

雪化粧の富士山と空

 

6時23分の富士山

 

雪化粧した富士山の日の出前の姿

 

 

 

大谷さん ありがとう!!

 

ドジャース勝利 大谷翔平選手と仲間たち

 

山本さん ありがとう

 

ドジャース優勝、富士山の日の出動画

 

 

 

4. 感謝と決意を込めて

ドジャースの勝利に心躍り、富士山の美しい姿にエネルギーをもらい、そして何より、房仙会の学びの本質を深く考察してくださる生徒さんたちの存在に、私は大きな感激を覚えています

 

書道とは、筆の技術だけを磨くものではありません

「教える側」「教わる側」双方の視点を持つこと、目の前の人の心に真摯に向き合うこと、そして何よりも学び続けること

 

生徒さんたちの素晴らしい文章は、まさに房仙会が目指す「書を通じた人間性の向上」が、しっかりと根付いている何よりの証明です

 

この深い学びと喜びを、これからも皆さまと一緒に共有し、さらに昇華させていきたい。そんな決意を新たにした一日となりました

 

皆さま、いつもありがとうございます

この感動を胸に、明日からも邁進してまいります!

 


📢 肝心のお知らせです!

明日は【三島大通 商店街まつり】11時から16時

私は気分的に15時半終了希望です

みしまプラザホテルさん前で、お待ちしています!

 

三島大通り商店街まつり ポスター

 

今夜のオンラインレッスンも

楽しくいくよー♪♪♪待っててね!!

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