本所防災館に行ってきました。

こちらは防災に関する知識や技術を楽しく学べる東京都消防局管轄の防災体験施設。





(エントランスでは、ゾウのキャラクターがお出迎え!)



私たちが参加したのは

「防災体験ツアー 自然災害コース」

です。




まず、予約した時間の10分以上前に受付を済ませて、

 4階の防災シアターへ



防災シアターは、新しくてきれいなミニシアターのよう。

ここでは、地震がテーマの臨場感たっぷりの映像が映し出されました。

人気子役だった 田牧そらちゃんが出演。

今は高校2年生のそらちゃんがレギュラー出演している番組を、私は毎週観ているので、ちょっと幼いそらちゃんの出演がうれしくて興奮気味で鑑賞。()

外国人のグループも一緒に観覧していたためか、英語の字幕が付いていました。



 次は、都市型水害体験コーナーへ



インストラクターさんの解説を聞き、集中豪雨などの都市型水害に関する映像を観た後で、浸水して圧力がかかっている自動車や地下のドアを解放する体験をしました。

外の水位は、いずれも、10cm20cm30cmが選択できます。

私は両方とも20cmを体験。



同年代の女性としては力がある方だと思っているのですが、20cmでもドアは開かず💦 


車のドアも、なんとかやっと開けられたレベル。


焦ってパニックになったら何もできないでしょうね💦

恐ろしい💧


洪水の時は地下やアンダーパスに水が流れてくるのは必至。

絶対に近寄らないようにしたいです。



 その次は地震体験コーナーへ



ここでは震度7の地震を体験しました。

地震発生時はまず、自らの身を守る!





体験ブースでは、座っている状態で地震が起こります。


ダンゴムシのポーズで地震がおさまるのを待つというインストラクターさんの指示ですが



コロコロと転がりそうなダンゴムシ💦


震度7の地震が発生すると立っていることもままならないと思います。

改めて地震の恐ろしさを実感しました。



 そのまた次は、煙体験コーナーへ




火事現場での避難は煙との戦い。

火災で命を落とす二大原因は、火傷と一酸化炭素中毒だと言われています。



火が広がっていない初期の火事でも煙は上へ上へと侵入してきます。



煙体験コーナーでは、上に溜まっていく煙を避けて、腰をかがめて小さくなった姿勢で、煙を吸わないように鼻と口を押さえながらビル内から脱出します。

暗い部屋の中、壁をつたいながら非常誘導灯に従って移動しました。


非常誘導灯は、停電になった時でも、規定された時間点灯を確保できるように設計されているそうです。


(体験の様子は外から画像で確認できるようになっています)


「誘導灯を見て脱出してください」

とインストラクターさんから念を押されていたので、誘導灯を確認できましたが、「非常誘導灯を見る!」と、念頭におかないと、迷子になって脱出は難しいかと。

体験や訓練は大切ですね。



 最後の体験コーナーは 暴風雨




暴風雨体験はご覧の通りの重装備()




貸していただいた、しっかりと防水されたレインコートとブーツに身を包み、いざ体験施設へ。

風速30mの風と50mm/hの暴風雨を体験しました。


50mm/hの雨はレインコートを着ていても当たると痛い凶暴な雨。

暴風は前で体験している人の真後ろにぴったりとついているとそんなに強く感じないのですが、少しズレると手すりにつかまってなければ飛ばされそうな勢いです。


傘をさして移動することなんて、まず、できない!

暴風雨の時は安全な室内で待機したいものです。












防災館は、体験コーナーだけでなく、さまざまな防災についてのおもしろいクイズや展示などが多数あり、とても勉強になりました。

実際に災害が発生しても慌ててパニックにならないように、意識すること、備えることの大切さを改めて感じました。


(文:ち)