子供の頃、兄との仲は良かったのですが、反面よく兄弟喧嘩もしていました。
口喧嘩から始まり、イキナリのグーパンチや突き飛ばしからの掴み合い、取っ組み合いといった男の子としてはオーソドックスなバトルスタイル。
多少の怪我もあったんじゃないかな。
喧嘩そのものより、二人して父親に叱られた事の方がよく覚えてる。
廊下に正座させられゲンコツや説教を食らったり、押し入れに閉じ込められたり。
僕らの世代なら当たり前のことだったけど、世が世なら「父親がしつけと称して監禁・暴行・・・」。
押し入れ独房は怖くて本当に嫌だった。
でも押し入れの布団の下に懐中電灯を隠しておくようにしたら平気になっちゃって。
その頃から父親の叱り方も説教だけに変わったように思う。
シュシュやブーケがたまーに怪我してる。
目の上の毛の少ない部分の皮膚が赤くなってたり、顎の下に小さなハゲが出来ていたり。
だからバトルが始まると、母猫さんは心配でたまらない。
人間の子供だって兄弟喧嘩して怪我することもあるし、
外猫さんの縄張り争いのような事態には至らないので大丈夫だと思うのですが。
アンジュ、好かれてるよね。
アンジュがなかなかノッてこないと、シェリの行動がエスカレートすることもある。
強めに喉や耳を噛んだりするのでアンジュがブチ切れる、といったあんばい。
外暮らしの猫であれば「縄張り意識」とか「獲物・繁殖相手の争奪」といった目的が、喧嘩の前に存在する。
目的が存在しないウチの子たち。
どこまでが遊びの範疇で、どこからがマジ喧嘩なのか、僕には全く分かりません。
そもそも家族猫に「遊びと喧嘩」の線引きがあるのかどうかすら疑問なのですが。
それでも喧嘩して怪我をしてたら、爪切りを怠った僕らの責任かもしれない。
だからといって喧嘩に割って入って猫に説教はしないし、
押し入れに閉じ込めても猫が反省してくれるハズもない。
アンジュ vs シェリ
ドタバタが始まるとカメラやスマホを持って追っかけまわすのですが、
激しいバトルのシーンを写せたためしがない。
激しいほど格闘時間は短く、場所移動も早いから。
食後、気が付くとブーケとシェリがゆるゆるのバトルを始めた。
双方が首をロックして、互いに頭部をけりけりしてる。
スマホを探して現場に舞い戻り、動画を撮れたのは、その最後のほう。
(テレビの音がやかましいです)
同じくブーケvsシェリ、ブーケの爪を立てた「ロック&けりけり」が激しく炸裂。
・・・痛かった。
あとで説教な。