組み換えたんぱく質ワクチンの治験結果 | 夢老い人の呟き
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夢老い人の呟き

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始めに近況報告(=愚痴)を少々。

 

今年初めに申請したビザがいまだに出来ず、相変わらずのツーリストビザでの生活。

一昨日ビザの延長に行ってきましたが、高速道路を降りたところで検問、メトロマニラやブラカン州方面からの車両は、パンパンガ州への流入は制限されているようで、イミグレーションに行くということで検問を通してもらいました。

 

イミグレーションのあるモールに入る際はマスクとフェースシールド着用がマスト。

入り口でガードマンのチェック、体温測定、手指・靴底消毒、連絡先を記入して入場。

こういう環境に住んでいるとコロナはすぐそこまで迫っていると実感します。

 

呑気にただの風邪だとか言っている連中が羨ましいが、日本は新型コロナの治療費は公費負担なので呑気なことを言っていられるのでしょう。外地で保険もない外国人が、ICUやECMOなんてことになったら治療費は少なく見ても数百万円、もう充分生きたからいいですと、潔く覚悟を決めるしかありません。

 

同居の義母は1回目のワクチン接種を済ませましたが、多分中国シノバック製ですから効果のほどは少々疑問があります。しかしシノバックは不活化ワクチンなので、もしかしたらスパイク蛋白が変異した変異株にも効果が期待できるかもしれない??

7月1日現在、まだ国民の7.3%しかワクチンが接種されていないのが現状、ツーリストビザの外国人に、ワクチン接種が回って来るかどうか?

また現在は高齢者優先ですが、若年層の感染が多いデルタ株を見ると、原則外出禁止の高齢者よりも社会の第一線で働く若い人を優先した方が良いような気もします。デルタ株は100%家庭内感染するという話もありますし。

 

 

組み換えたんぱく質ワクチン治験結果

 

現在までにCOVID-19で接種されているワクチンは、mRNAワクチン(ファイザー、モデルナ)、アデノウイルスベクターワクチン(アストラゼネカ、スプートニクV、J&J)、不活化ワクチン(シノバック、シノファーム)の三種類です。

 

そこに新たにノババックスの組み換えたんぱく質ワクチンが加わりましたが、効果とともに副反応の少なさにも期待されています。

 

組換えタンパク質ワクチンとは

組換えタンパク質ワクチンは、ウイルスの構造の一部(タンパク質)を培養細胞や酵母を使って生産し、そのタンパク質を注入する方法

 

弱毒化・不活化ワクチンと比べて、ウイルスそのものを投与しない分、副反応が起こりにくい

課題は、投与したときに免疫がうまく機能するタンパク質を見つけることができるかという点と、 ワクチンの効果を高める「アジュバント」という成分が必要になることがあるという点だ。

投与するタンパク質の種類によっては、免疫システムがうまくはたらかない場合も考えられるという。 

出典:7種類あるって知ってた?「新型コロナワクチン」でいま知っておきたいこと

 

アジュバント(Adjuvant)とは、ラテン語の「助ける」という意味をもつ 'adjuvare' という言葉を語源に持ち、ワクチンと一緒に投与して、その効果(免疫原性)を高めるために使用される物質のことです。あくまでもワクチンの効き目を高めるためのものなので、アジュバントだけを投与してもワクチン効果は得られません。
抗原の一部の成分を精製して接種するワクチンは一般的に効き目が弱いのでアジュバントの添加が必要です。

出典:アジュバントとは

 

 

そのノババックスのワクチンの治験の結果が査読性の医学誌、“The NEW ENGLAND JOURNAL OF MEDICINE”に掲載されました。

これで米国、メキシコ、英国と治験の結果が出て、成績が良いようです。

 

Safety and Efficacy of NVX-CoV2373 Covid-19 Vaccine

以下引用
前略

Results

A total of 15,187 participants underwent randomization, and 14,039 were included in the per-protocol efficacy population. Of the participants, 27.9% were 65 years of age or older, and 44.6% had coexisting illnesses. Infections were reported in 10 participants in the vaccine group and in 96 in the placebo group, with a symptom onset of at least 7 days after the second injection, for a vaccine efficacy of 89.7% (95% confidence interval [CI], 80.2 to 94.6). No hospitalizations or deaths were reported among the 10 cases in the vaccine group. Five cases of severe infection were reported, all of which were in the placebo group. A post hoc analysis showed an efficacy of 86.3% (95% CI, 71.3 to 93.5) against the B.1.1.7 (or alpha) variant and 96.4% (95% CI, 73.8 to 99.5) against non-B.1.1.7 variants. Reactogenicity was generally mild and transient. The incidence of serious adverse events was low and similar in the two groups.

以下省略
 
結果を簡単にまとめますと次のようになります。
  • 参加者はランダムのトータル15187人(14039人の意味がはっきり分かりませんが、15187人中14039人が有効という事だと思います。)
  • うち27.9%は65歳以上、44.6%は持病あり。
  • ワクチン接種グループは10名感染、入院、死亡者無し。
  • 偽薬グループでは96人感染、7人は重症。
  • ワクチンの有効度は89.7%。
  • アルファ株に対して86.3%、アルファ株以外に対して96.4%有効。
  • 副反応は一般的に軽く一時的。

こちらは治験結果のグラフです。

 
デルタ株に対する有効度はまだ分かりませんが、期待度は高いようです。
ワクチンの効果は少なくとも6ヵ月以上(J&Jは8ヵ月以上といっている)続きますが、1年未満とみられています。また自然免疫もはっきり分からず、繰り返し接種する必要がありますので、種類が増え、選択肢が増えることは良いことだと思いますし、特に副反応が少ないワクチンは朗報です。
 
 
今月から各国で承認申請、日本では武田薬品工業が申請

今月から各国で承認申請を始め、日本では武田薬品が申請するという事なので、早く承認されて使用できるようになって欲しいと思います。

以下引用

 米ノババックスは14日、新型コロナウイルスワクチンの第3相臨床試験(P3)で発症予防効果が90%だったと発表した。米国などで行った3万人規模の治験結果。流行中の変異株に限定すると、さらに高い有効率だった。来月から各国・地域で承認申請を始め、日本では武田薬品工業が申請する。

 

 米国とメキシコで行ったP3の結果が明らかになった。18歳以上の約3万人を2対1でワクチン群、プラセボ群に割り付けた。2回目の接種から7日目以降に発症した症例はワクチン群14例、プラセボ群63例で、発症予防効果の有効率は90%となった。発症例の8割以上が主な変異株(WHO定義のVOC/VOI指定変異株)による感染で、有効率は93%ワクチン群に中等症以上の発症例はなかった

 

 大規模P3の結果が出るのは2つ目。英国での約1万5000人規模のP3でも発症予防効果は90%を記録。英国で最初に確認された「アルファ変異株」に限定しても同86%だった。

 

 7~9月期に各国・地域で緊急使用許可などの承認申請を始める。日本では武田薬品が国内P1/2を実施中で、海外のP3結果と併せて申請する予定。最短で今秋の供給開始を目指している。

 

 ノババックスは当初、昨年中の申請も可能とみていた。大幅に遅れた主な要因は、製造体制と材料不足。自社製造のほか複数の企業に製造委託しているため、各拠点間の品質の同一性を証明する手続きなどに時間がかかっているという。また、シングルユースバイオリアクター向けの樹脂バッグやフィルターなどが米国から輸出されず、同国外での製造を本稼働できない状況が続いていた。

引用終了

 

新型コロナウイルス感染症についてはワクチンも含めて非常にデマが多いので、出典のはっきりしない情報は疑ってかかることが重要です。

特に日本の自称医学者、専門家の中には出典のはっきりしない、海外の医学誌の情報とは全くかけ離れた、自説を広めようとする人が少なからずいますので、注意が必要だと思います。