木蘭の涙・・・・・。
良い曲です。
スターダストレビューの曲ですが、この三人が歌うとまた違った素晴らしさがあります。
じつは恥ずかしながら、この曲名をずっと「木蓮の涙」だと思っていました。
何年も何年もずっとです。
やっと木蓮ではなく木蘭だと気づいたのは、つい先日です。
この曲に抱いていたイメージが一気に崩れたようなショックを受けましたが、では木蘭とはなんぞや?
調べてみて驚きました。
「花木蘭」とは中国の歌や伝説の中で語られる有名な女将軍。
病弱な父に代わり男装して従軍し、手柄をたて異民族を破り帰郷する。
南北朝時代の北魏(A.D.386~534…鮮卑族が立てた政権)の民謡『木蘭辞』はディズニー映画ムーランのモデル。
いやしかし、ムーランは「木蘭の涙」とはあまりにもイメージが違い過ぎます。
そこでさらに調べてみますと、 「木蘭」とは、中国で、モクレン属を指す名前です。
木蘭は江戸時代に日本に入り、当初は中国にならって、「木蘭」と書かれました。
それが、いつの間にか、「木蓮」と書かれるようになりました。
“Wikipediaモクレン”には「昔は「木蘭(もくらん)」と呼ばれていたこともあるが、これは花がランに似ていることに由来する。今日では、ランよりもハスの花に似ているとして「木蓮(もくれん)」と呼ばれるようになった。」と書かれています。
しかし花の事を考えると伊豆を思い出します。
伊豆は1月から桜が始まり、桜、モクレン、シャクナゲ、ツツジ、アジサイと花は見放題。
貧乏暮らしでも毎日のように花と景色を楽しめた伊豆の生活は、今考えると本当に幸せだったと思います。