最近、無線式の防犯カメラをよく見かけますがどうなのでしょうか?

電源さえあれば簡単に設置できるイメージですが電源が無ければ電源工事が必要ですね。

 

オフィスなどで防犯カメラを設置する場合には天井面に防犯カメラを設置しますが、カメラ側には映像ケーブルと電源ケーブルを接続する必要があります。

 

配線方法としては天井裏に配線し、隠ぺい配線するケースが殆どですが、天井の状況により隠ぺい配線が出来ない場合もあります。

 

無線式の防犯カメラを設置する場合には電源のみが必要ですが、天井面に防犯カメラを設置する場合には天井裏に電源AC100Vが必要になります。

この場合には電源工事が必要となるのですが無線式の防犯カメラは簡単に設置できるイメージがあるようです。殆どの方が電源のことは余り考えてないようですね。

 

一戸建ての玄関やガレージに無線式の防犯カメラを設置する場合にも同じ事が考えられます。当然、カメラ用の電源が必要です。

 

たまに見かける配線方法がカメラ用DC12V電源ケーブルが露出状態で壁面に配線してあることです。

これは防犯上、余り宜しく無いように思えますがガレージの車を確認する程度なのでしょうか? 万が一何か有ったら防犯カメラの意味が無いと思いますが割切っているのでしょうね。

 

一般的に販売している無線式防犯カメラは画質がアナログ92万画素が殆どだと思われます。

スマホなどの小さな画面で見るのであれば映像はよく見えますがパソコンなどの液晶モニターで見ると鮮明さは期待できません。

 

防犯カメラ設置するときには配線が必要ですが1本配線するのも2本配線するのも作業の手間は殆ど変わりません。

 

設置場所やカメラ台数により、電源が取り難い場合も有りますが配線工事は必要です。

そこで配線を1本にし、工事ができる方法があります。

ネットワークカメラを設置し、PoE給電を使用しLANケーブル1本で配線する方法です。

 

この場合、NVR(ネットワークビデオレコーダー)をPoE給電機能付きの機器を設置すれば電源はNVRのみとなり、カメラ側には電源が不必要となります。

PoE給電HUBを別途設置する事も考えられますがコストが掛かります。

 

そしてNVRに無線Wi-Fiを設置・設定すればスマホやタブレットで防犯カメラ映像が見れるようになります。

 

会社内では社内LAN、無線Wi-Fiを使用し防犯カメラ映像を見ることができます。

勿論、外出先からカメラ映像を見れるようにできますが設定が必要です。