「沖縄病」の楽しみ方…? -22ページ目

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

ここ中国地方でも梅雨明け間近と云うところですが…

既に蝉の声は「時雨」状態で、

もう夏本番ですね~

 

さて、

6月梅雨入り直後の東京出張は~

 

両国駅周辺の早朝外食事情は蕎麦屋の存在感がとても強く…

食指が動揺しますが、

初心は貫き厚切りトーストのモーニングセット巡りの3日間…

 

初日は、

駅前「Beck’s CoffeeShop」のトーストセット…

厚切りでないのが残念だけれどバターがしっかりトッピングされ丁寧な作風…

サンドイッチ系やホットドッグ系でバリエーションを増やす流れの下、

この定番は堅守して欲しいところ…

 

2日目は、

色々探してここならばと寄った横綱横丁近くの「カフェベローチェ」はホットサンド系…

トーストの仕上がりをスクランブルエッグ&ベーコンが見事に打消し、

旨くはあったのですが残念な嗜好不一致…

 

3日目、

羽田空港の早朝に「三松珈琲店」のトーストセット…

やっと厚切りに出会うも朝一の作り置きなのか熱々じゃない…

(トッピングのバターが溶けない…残念)

今回の旅先モーニングセット厚切りトースト巡りも悲喜交々でした、ということで…

 

この度の東京出張の目的は皇居傍ら九段南…

クライアントと合流してお上へ陳情の大切なパフォーマンスと云うところ…

退院直後で心持ち身体がフワフワしますが気分引き締めて…

クライアントにとっては人生初のイベント…

充実感を持って欲しい、

後悔させたくない、

(路頭に迷わせはしませんよ…!)

それが私の存在意義だと…

たった2Hの面談でも通り一遍の質疑では終われません…

新たに思い出したこと、

新事実、

事実誤認、

誤った判断材料に基づく誤った判断、

についてしっかり説明と指摘を客観的かつ冷静に…

 

この2Hの為の3泊4日の東京出張は費用対効果的にはコスパが悪いですが、

クライアントにとっての満足感が何をも凌駕することを今は得心したいと…

「心強いです…」

と言われついメロメロになるお人好し…

まだ手続きは続きます、明日からまた気を引き締めて…

梅雨前線が北上し山口・九州北部地方が梅雨入りしたものの…

翌日は晴れ渡る宇部空港を出発し、

大雨の東京入り~

 

東海道新幹線は東海地方とかで運転中断、混乱していると聞き、

空路を選択したのは正解だったと得心…

心配していた鼻血ドバーも杞憂となり安堵…

搭乗機スタッフの皆さんには無用な心配させてしまい面目無し…

 

東京での移動はアップダウンが多く今回は体力的にキツい…

傘を忘れたので移動はゆっくり、降雨続く中…

投宿先最寄りの両国駅近くの大衆居酒屋で晩飯へ…

食指は動くけれども自重してホッケ開きと栃尾揚げだけにして瓶ビール1本を注文…

道中の無事を一人寿ぎ、気儘に寛げるひと時に感謝するも…

(どうにも食が進まない…)

 

素食と断酒の10日間が胃腸に馴染んでいて、

突然の気儘な飲食はちょっと過負荷か…

瓶ビール1本が入らない、次の料理追加もとんでもない…

(忽ち胸がいっぱいになって、ご馳走様…)

 

足元をふらつかせ乍らホテルチェックイン…

ここのホテルは大浴場が完備されていて気楽に脚を伸ばせて寛げるのがいい…

浴場を使う外国人客で騒ぐ様なのがいないのも有難い…

少々ケバい広報スタイルと、

いい加減な宿泊フロア清掃作業を差引けば…

総合点はどうでしょうか…?

前向きな評価はしたいところですが…

兎にも角にも、やっと辿り着きました…

病み上がりと雖も明日は大切な仕事、

クライアントと合流してお上へ陳情のパフォーマンスです…

ホテルの部屋でこれから準備予習の一夜漬けです…

手術後5日目、入院7日目の退院予定日になって事態が急変~

明け方から鼻血が止まらず…

看護師に来て貰うも処置不能、自然に収まるのを待つ…

朱に染まったティッシュが見る見る積み上がるだけ…

1.5H後、

日直当番の先生の診察中に意識失う…

(頭から血が引き、吐き気を催す様で気分が暗転…

 「あー、気分が悪いですー」のひと言が精一杯で意識混濁し…)

看護師達に囲まれて肩や胸を叩かれ名を呼ばれている自分に気付く…

(ここはどこ?今何があったの?)

これで治療は中断、

ストレッチャーで病室に戻され安静宣告受け…

それでも結局は出血が自然収束するのを待つだけ…

(寝着はレンタル、こんな時には助かる…)

 

尿意も便意もベッドで始末せよとの指示、無念…

概ね出血が収まったのを機に看護師の目を盗んでトイレへヨタヨタと…

便座にしゃがみますが…

(やれば、出来ますがな…)

と安堵したのも束の間、

再び頭から血の気が引き意識が遠のき…

(こんな状態でトイレに行くのはもっての外、の手本です 決して真似されぬよう…)

海老反りになって後頭部をトイレ壁にもたせ掛け(投げ出す感じで…)固まる…

(あー、お尻丸出しのままレスキューを受けるか…、いやこのままもう暫く…)

意識失っていたかものどれだけ時間が過ぎたか…

もう大丈夫だからとお尻を洗浄、拭き取り、後始末してから病室に何食わぬ顔で帰還…

 

am10、

主治医の診察を受け、

再び鼻腔奥へ内視鏡を突っ込まれグリグリされ、血液再検査もされ…

ここでまた意識失う…

(横臥状態から診察台に移る動作程度で血圧が急落するとは…)

看護師達に囲まれて肩や胸を叩かれ名を呼ばれている自分に気付く再び…

(ここはどこ?今何があったの?の再び…)

ストレッチャーで病室に戻される再び…

安静宣告受けるも再び、今度は天井点滴、心電図送信装置まで着けられトイレ脱走は困難に…

「もう勝手に行けませんよ、いいですか!」

(すんませーん…)

「言うこと聞けないならもうチューブ装着になりますよ!」

(おー、怖わ…)

診察結果は、手術箇所が何の衝撃で開いたのかは原因追及されず、

出血が収まれば後は自然治癒を待つしかないですと…

(今夜は町内会の夜間パトロールが、明朝一番で仕事の予約が、明後日午後には東京行きの航空機搭乗が…)

 

退院延期1日目、

昨夕に病室のベッドでうたた寝中血圧測定ですよと看護師に呼ばれて起き上がった途端に再び頭から血の気が引き意識飛び3アウト、延泊が決定に…

とは言え、特段の治療がある訳でなく、

循環器機能の異常有無を診るからと循環器内科で「市中引回しの刑」に処されることに…

 

循環器内科の外来診療光景はカオス状態…

予約患者ばかりだろうに捌きは悪く、緊急搬送が再々あるやらで通常診療は停滞、医師にとってはストレスフルな職場のような…

病棟の看護師達も同様にお気の毒…

通常業務に加えて縋りつく入院患者の応対、

患者には今まさに大変な人がいるけど、ワガママもおれば変人もいるしで見て(聞いて)いると気の毒になる…

これ程迄の献身のエネルギーの源泉は単純に「万民救済」の理念で足りるんかと…

(私には到底納得出来ません…)

で、

結局は循環器内科の先生の午前中の外来診療が夕方迄続き病棟巡回診断待ちになってpm7に…

更に延泊決定で涙涙…

「自律神経性◯◯失神」

とか云う検査結果だけど早い話が脱水状態(貧血ではない由)と極度のストレス、血圧降下薬の影響も多少はあるかも、と先生から指摘され…

(すっかり忘れていた「血圧薬6〜7月要注意」の戒め…)

それらの要因が重なっての血圧急降下現象だと…

過去に深酒しての寝起き直後に同様のパターンを2度やらかしているのは、

(学習してない…恥)

「あなたはそうなり易い体質なのよ」

「酒の飲み過ぎが脱水状態の原因でしょ」

先生からは、自分の体質を自覚せよ、脱水状態に留意せよ、

に加えて「酒は飲み過ぎるな」の耳鼻科の治療から想定外の指導が…

 

退院予定日2日目、

朝一番の主治医診察が終わりやっと無罪放免に…

ずっと拘束されていた心電図送信装置と点滴から解放され、病院着から着替えれば気分晴々…

突発騒動で迷惑お掛けした先生方や看護師の皆さんに丁重にお詫び申し上げる

(どうもお世話になりました、ありがとうございました)

 

さていよいよ気分を仕事モードに切り替え、事務所に直行…

入院中の勉強道具一式を片付け、

東京出張の仕事道具一式を取り敢えず鞄に詰め中味の見直しや理論武装弾込めはもう向こうへ行ってから時間がない…

緊急、当面の作業や電話連絡を済ませて滞在2H、

自宅へ戻って入院グッズから出張グッズに仕切り直し、

昼飯は病室の余り物、拙妻が買い置きしてくれていたバームクーヘン1ロールこれでもう十分…

2日ぶりのシャワー浴でスッキリ…

で1.5H…

空港が自宅から渋滞気味でも1H弱なのが助かるpm2搭乗手続き、30分後には離陸、

客席で鼻血ドバーが心配…