「沖縄病」の楽しみ方…? -16ページ目

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

「教授の墓参り」で藤沢へ…

その「前夜祭」で品川に集まったメンバーは3名だけ~

 

さて、

その3人組が…

am8:45ホテルロビーで落ち合っていざ鎌倉へ…

墓参りのメンバー全員が集合するpm1:45迄の僅かな4H、

折角訪れるなら鎌倉界隈を観光したいとの小生の主張で初訪問…

凄い観光客、人種の坩堝…

鶴岡八幡宮前の「小町通り」も参道も他人の頭ばかり眺めてる様な混雑は芋の子洗い、

ボーと歩いてたら他人を蹴飛ばしそうな…

季節は七五三、

本日は休日の先勝なんで…

午前中の境内は着物姿の子供連れ家族や神前結婚式の行列やらが集中し更に混沌…

立ち食いの串焼きやコロッケ、クレープ巻きとか誘惑の匂いに心揺さぶられ乍ら、

「鎌倉帽子店」で1万円也の買物、エイヤで鎌倉土産終了…

 

参道の海鮮食堂にて、

TAK先輩はマグロのシラス丼、

旧友山入端君はネギトロのシラス丼、

小生はマグロ系に食指が動かないのでアジフライ定食、

実は我々が参道から見て美味そうだからと寄ろうとした店はフロアの反対側にあったけれど、

目先のインパクトで惑わされていた…

他の観光客から、

「そちらのお店の方が美味しいのですか?」

と呼び止められて初めて事態を理解した視野の狭さ

(お味は…? まぁ、普通ですな…)

 

大仏さんは最早観光団体客様の黒集りでチケット売場にも近づけず断念、

大仏さんの螺髪だけ拝んで退散…

代わりにTAK先輩の後ろ頭を拝みます

(今日は、お付き合いいただき感謝します…

   鎌倉は何度も観光されていたんですね…)

 

pm1:45 教授の墓苑最寄りの藤沢駅に12人が集合…

5年振りの懐かしい顔、

シワが増えました? 天辺が寂しくなりました? 腰が曲がってます? 足元が覚束ない?

今様の都会の墓苑は巨大乍ら区画は小ぢんまりかつ整然で壮観…

宗教や宗派の不問は勿論、

戒名なし、墓碑銘フリーは普通、「◯◯家累代」とかはむしろマイナー…?

翌々日に上野〜谷中を散歩しても思った「樹木葬」の広告の多さ…

ジジィ12人が集まっての話題も「墓仕舞い」とか… 

時の流れを感じさせられる現実

(教授…ご挨拶が遅くなり申し訳ありません

  我々も歳を取りました、いずれそのうちには…?)

墓前に12人分大量の焼香、

拝礼、

教授がお好きだった日本酒を献杯…

これにて御免仕ります…

東京新宿での1年間の研修所暮らしの象徴的存在だった教授が昨年ご逝去…

1年半過ぎて藤沢の墓前にやっと挨拶の遅ればせながら…

35年が経過して当時30歳前後の働き盛り達は年金を貰う年頃になり、

21名の内半分が集合~

既に何人かは連絡も取れずの消息不明、

何人かは一切参加しない、

参加出来ない…

で半分に~

 

「前夜祭しよう」と品川に集まったのはたった3人…

地方からのお上りさん達は不案内につき混雑の駅ナカに入れず高輪南端のモンテローザG系列の大衆居酒屋へ…

pm4なんでゆったり呑み食いして2H「飲み放題」…

pm6には次々とサラリーマンや外国人観光客やらが来店して満席に…

「お客様、2Hが経ちましたのでそろそろ…」

(2H過ぎても追加注文すればいいんでしょ?)

「申し訳ありません!次のお客様がお待ちなんで…」

(私達もお客じゃないんかい…?)

おじさん達はもう料理の注文がないからか…

飲み物だけじゃ売上に貢献しないのか…

「2H飲み放」の効能はお客の満足度の為ではなくてお客の回転率を高めること…

 

結局、

pm6過ぎでは解散し難く混雑の駅ナカを通って港南口を徘徊…

飲むだけで十分なのに元気のいいお嬢さんに引っ張り込まれて路端席へ…

(又居酒屋じゃーん💦)

気温17℃…

風があって体感「寒ーい」

「おひとり2品からのごちゅうもんになりまーす」

(寒いからおでん)

「もうしわけありませーん、きょうはおでんやってなーい」

(寒いから焼酎お湯割りして)

「もうしわけありませーん、それメニューリストにのってなーい」

(水割りの水を沸かすだけじゃーん、ちょっと聞いてきてよー)

「オーケー、できるよー」

楽しい会話で時間が潰れます…

寒さも紛れた…?

 

翌朝、

品川プリンスHメインタワー1Fの朝食バイキングレストランは、

規模が大きいのに比例して混乱密集…

料理も人間も和洋入り乱れ、

左隣は白人系がナイフとフォークで上品に野菜サラダと格闘中、

右隣はアジア系がスマホを睨み乍ら山盛りの料理をガシガシ食い潰している…

団体の仲間達から一人外れての孤食らしく次々連れが話しかけて来てこちらが落ち着かない… 早々に食事を済ませ脱出…

am6:30でも入口では順番待ちの列の長蛇に辟易…

早朝集歩に意識を切り替える…

 

「北品川」界隈を散策…

天王洲運河の船溜りがあって「屋形船」が数珠繋ぎに係留され風流なところ…

品川駅の南側にあるのに「北」なのは、

品川駅のある場所は「港区」だけれど、

ここは「品川区」の北端に位置するからとのこと…

何と「目黒駅」も「目黒区」じゃなくてこの区にあるというややこしい話…

1H歩き回っているうちに尿意に見舞われるも近くに公衆トイレが見つからない…

窮して思い出したのが昨夜の酒席で使った高輪南端の居酒屋があったビル、

エントランスは開放されていてトイレはフロア共用になっていた筈…

駆け込むと目論見どおりで安堵…💦

(昨夜の酒席をこの場所に選んだのはこの時の為の啓示だったか…?)

プチ万能感を抱いた瞬間でしたのよ…

前回の宇部護国神社秋季例祭でのミニ演奏会の時もそうだった…

島袋先生の本番直前の"スイッチオン"…

普段は練習時間の半分はユンタクで流れるのが、

ターゲットオンでサンドバッグ然に~

 

本番直前になって、

"「あなたの三線が本来の音色を出せてないの!」

「三線のせいじゃないの、あなたの弾き方なのよ!」

「そのビビビの音が耳障りね!」

「はい、男弦を弾いて中弦で止めてみる、中弦弾いて女弦で止めてみる…」

「ツメの打ち込みが(不安定に)強過ぎるから弾いた弦が(震え過ぎて)ツメに当たってるのよ、はいダメ、まだダメ、そらダメ…」"

(1ヶ月前の記事のとおりで…💦)

なんて、

普段と違うことを付け焼き刃でやっても精神も弾き手も無闇に動揺して言われる様にはならない…

 

11月初旬の「集古館」演奏会を翌週に控え、

演目の順番とか段取りも整い臨戦態勢となった頃、

「降臨」スイッチオン…

今度は座位での三線の構え方にチェック入る…

「構えた時の身体が歪んでるでしょ」

「三線胴は身体から拳骨一つ分隙間を開けて!」

「弾き手の腕は胴腹にちゃんと据えてよー!」

「ツメが弦にちゃんと当たってないー!、女弦が弱ーい!」

(ひぇー💦)

(どうせ、本番は立ち弾きするからいいもん…💦)

そんなこんなで動揺し、内省的になり思沈してしまうから、

「三線の花」を演りたいと頑張っているKAMさんのサポート役なのに…

彼の弾きに併せられない → 先生熱くなる → KAMさんにも動揺が移る → 先生いよいよ熱くなる

「もー、私がサポートするしかないかー!」

(すんません、テンポのコントロールが…💦)

 

演奏会当日は台風21号の名残りの低気圧の襲来で大雨、

JRは終日運行取り止め、高速道が閉鎖で国道2号は大渋滞…

客足への影響が否めず、会場の席数は控えめに…

ところが、

雨は昼前にはピタリと止み時折り青空も…

阿知須「いぐらの館」での沖縄慰霊の日に合わせて開催した演奏会の時も、

それまでの強風と大雨がやがて収束して…

生徒の皆が思う…

(先生のエネルギー波が天を突いて雨雲を捌いているような「晴れ女」…)

 

開演前から砂被り席に陣取る方もいて、

リピーターさんらしきご婦人方とか40人弱はご来演を頂きまずは感謝御礼申上候…

先生は3年前の愛好会初舞台の頃の様な、

演奏もMCも舞台下もの全方位放電から解放され…?

少しはプロデューサーとして腰を据えられたでしょうか…?

(まだまだ…?)

 

今回の演奏会では、

拙妻が三線2棹にクラッシックギターで休息返上の出放しでエネルギー全開、

ピアノとキーボードは先生の伝で講師の方々にも参加頂き、

厚みのあるものに…

そんな恵まれた重奏の下なのに、

立ち弾きのサスペンダーが外れて動揺しあたふたしたり、

歌詞を忘れるは、

出しゃばりな講釈に夢中になってちんだみするのを忘れるは…

 

打上げの酔席でも、

誰からも指摘(失笑はあったか…?)は無かったけれど…

まぁ、

各論的には細かい注文が多々あるにしても、

総論でお客さん方に楽しんで貰えたなら、それはそれで…

と云うことにして…

(そんな反省も、やがて…?)