今回の東京散歩は両国の回向院からスタート
江戸時代、明暦の大火で亡くなった方たちの冥福を祈り建てられたのが回向院。
山門を入るとすぐにアジサイが咲いていました。
お寺とアジサイってセットなことが多い気がする
ご本尊は阿弥陀如来。浄土宗のお寺です。
相撲協会が歴代相撲年寄の慰霊の為に建立した「力塚」。
こちらの魚供養の観音様、出来たばかりらしいです
そして関東大震災の際の横死者慰霊墓も。
しかし何といっても回向院で有名なのはこちらでしょう。
鼠小僧次郎吉の墓。
長年捕まらなかった運にあやかろうと墓石を削ることが盛んに行われたため、現在は墓石ではなく「お前立ち」を削るようになっています。
しかしやってみたけど、場所によってか削る石によってなのか、なかなか持ち帰るほど削れない
後ろに人がいないのを確かめつつなんとか1グラムくらい削ることが出来ました
参詣者が願いが叶うと塩を備えたことから「塩地蔵」と呼ばれるお地蔵様。
鼠小僧のお墓の隣にある猫塚。
鼠の隣に猫?
そして犬や猫の供養塔も。
気がついたらナチュラルに足元にいた上に保護色で気がつかずガチで踏みそうになった猫。
思いっきりあくびしてました
回向院で飼われているようでした。
では隅田川を渡って墨田区から台東区へ
JR総武線が隅田川を渡っていました。
到着したのは蔵前にある第六天榊神社
神社庁のサイトによりますと「景行天皇の御宇四十年(110)日本武尊が、勅命により東国の鎮定に下向の折この地に国土創成の祖神である皇祖二柱の神を鎮祭し、自ら奉持した白銅の宝鏡を納め国歌鎮護の神宮とした。」とあります。
「東(ひむかし)の国ことむけて」と言われると「あ~、兄ぎし弟ぎしを退治して草薙剣と称え申さんやつね」と脳内で石見神楽変換が
ご祭神は、天神第六代坐榊皇大御神(あまつかみむつのみよにあたりたまうさかきのすめおおみかみ)・面足尊(おもだるのみこと)・惶根尊(かしこねのみこと)。
神仏分離前までは第六天魔王を祀っていたとあります。
このあたり、こちらのサイトがものすごく詳細に書かれているので興味のある方はお読みください。
これから氏子の方たちが担いで練り歩くんでしょうね~
では鳥越神社に向かいます。