私は己日生まれで甲との干合があります。身旺なので甲あっていいね!...と言いたいところですが。私の甲は枯れているのでむしろ悪い働きをしてます。


私は女性なので甲の正官は男性を表しています。その甲が枯れているのだから「あまり頼りにならない男性」と読むことができます。

私は既婚ですが、夫に対して「なんでもっとこうしてくれないんだ」「なんでこの人は私の望むことを言ってくれないんだろう」などと不満を抱くことも多々あります。これまで付き合った男性とも、最初は楽しいのですが段々相手の存在が重く感じてしんどくなったり、思い描いていた人とは違ってギャップに苦しんだり。


その結果強引に別れたりもしました。あとは関係が進展する前にフラれたり。というかキレイな終わり方ってほぼなかったかも?と今さらながら気づいてしまってドキドキします。しかも1年どころか半年持たないことが多かったです。


私は今までずっと相手が悪いと思っていました。でも自分の命式を知ってから、自分にも問題があるのではと己を見つめ直すようになりました。


私の場合、自ら官に抱きついて枯らしてしまってるのです。相手を思い通りにしたい、繋ぎ止めたいと思えば思うほど官は枯れ、やがて消えてしまうのです。


私は男性に対してとにかく尽くしてほしいと思うタイプかもしれません。でも逆に自分が相手のために何かしたりとか支えたりとか今までしたこともないし思ったこともありませんでした(ゴミすぎる)

たぶんそういう姿勢がいけなかったのです。私は身旺で、万物を受け入れ育む己。周囲を優しく包んで支えるのが本来の役割です。相手から与えてもらうのではなく、与えるのが私の役目なのです。


用神は癸なのですが、これを官である甲にも向ければ最高なのでは。枯れ木を救って育てるつもりで。そしたらいつか樹齢何千年という立派な大樹となるかもしれません。つまりは夫の不満ばかり目に向けず、優しく支えるというのを心がけるのが大事。


まあ口で言うのは簡単ですが、持って生まれた癖を矯正するのは忍耐が必要です。でも用神の癸は自分だけじゃなく周囲にもいい影響を与えるのだなと、自らの命式とにらめっこしてて感じたのでした。あとは世話になった人への恩義を忘れないことですね(もうひとつの用神である庚を意識)義(食傷)を大切にすれば、自ずと財へと繋がりますから。