プノンペンの朝です。雨季でジメジメしていますが、気温は31℃。大阪よりは過ごしやすい印象です。



午前中に用務を済ませ、日本に留学されていた友人と再会です。プノンペンを案内してくれるとの事。公共交通機関が未発達のプノンペンでは助かります。


まずは王宮へ、正面で友人と記念撮影です。


外国人入場料は10USDで、友人は1000リエル。カンボジアでは、通貨リエルとUSDが混在し、1USD=4000リエルで固定されています。外国人の入場料が40倍ってのも、ある種珍しいですね。


クメール様式建築は急角度な屋根が特徴的のこと、


つづいて王宮に隣接する寺院、シルバーパゴダへ。

壁画が美しいです。


仏塔も印象的でした。お寺内部も床が美しかったのですが、撮影不可でした。


出口には、逝去されたシアヌーク前国王の写真がたくさんありました。むかーし、PKO活動などでカンボジアがよくニュースで取り上げられた頃の『シアヌーク殿下』の印象が強いです。



渋滞を抜けて、プノンペンの名前の由来にもなった寺院、ワットプノンへ。小高い丘の上にあります。

https://worldtube.jp/wat-phnom/



頑張って階段を上がると、また美しい仏塔が。カンボジアは90%が仏教徒、信仰心の厚い方々が手を合わせておられました。私もしっかり祈ってきました。


友人に連れられて遅めの昼食。

クメール料理が味わえる人気店との事です。


まずは、ソムロー。薄口カレーのスープで、カンボジアのソウルフードとのこと。たっぷり野菜と白身魚が入っており、見た目以上に優しい味でした。


カンボジアの魚醤プラホックで味付けされた炒め物。正直、可もなく不可でもない感じでしょうか。

ご飯の真ん中を空けて、そこに具材を載せて食べるのが、カンボジアンスタイルとの事でした。


デザートはココナッツミルクにバナナたっぷり。優しい甘さで、美味しかったです。


プノンペン観光は、この辺りで切り上げました。ポルポト時代の虐殺記念館も有名ですが、カンボジア人の友人は止めておいた方がいいとのこと。やはり複雑な思いがあるのでしょうね。


友人にホテルまで送ってもらい、またの再会を誓って別れました。


続きます。