スロウハイツの神様 | ぼボぶのムービー6
 
 
今回のBooksは
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『スロウハイツの神様』 辻村深月
 
 
 
 
あらすじ
 
上巻
下巻
講談社BOOK倶楽部より
 
 
同じ屋根の下に
それぞれ違った道のクリエイターが住む
スロウハイツ家
 
仕事柄、各々の"信念"があり
故にぶつかったり挫折を味わったりするが
それでもその"信念"があるから
自分なりの幸せを掴むことができるひまわり
 
 
登場人物一人一人に物語があり
読み進めていけばいくほど
人物のシルエットが浮かび
性格までもが読み取れて
まるで実在するかのような感覚になり
愛着が湧いてきます虹
 
もし映像化されたなら
それぞれの登場人物を
どの俳優や女優が演じるべきか
なんて
考えてみてしまうぐらい笑い泣き
 
最終章の伏線回収は
心地よすぎるぐらい
あれも?これも!?
と回収していくので
収拾のつかなかった感情を
神経衰弱の最後の方のようにあてはめられて
気持ちよすぎて
もう一度最初から読みたくなります雷
 
 
自分もクリエイトすることを
生業していることもあって
普通の読者とはまた違った目線で
読んでしまったかもしれませんが、、、
 
クリエイトすることっていうのは言葉そのまま
0から1を創造すること太陽
ではあるけど
実際のところ
全くの0からというわけではなく
何かのきっかけがあって
つくり始めることが出来ますロケット
 
始まりの0.1%はヒントが与えられる
 
この0.1%を基にクリエイトしていくわけですが
始まりの0.1%の質が
その後のクリエイトの質にも直結してきますグー
 
スロウハイツの住人たちが作る作品は
住人同士が始まりの0.1%の質を
磨き高めていった結果
出来上がった作品なので
素晴らしいものになったのだと思うんですショボーン
 
 
どこかで適当にきっかけを拾ってきて
つくり始めるクリエイトもいいけど
友だちや仲間とのコミュニケーションのなかで
磨きあげられた自分の中から
0.1%のきっかけを掴んでクリエイトした方が
より良い作品が出来るんだな
と思わせてくれた作品でしたウインク
 
 
『スロウハイツの神様』は
漫画家の桂明日香さんの画により
漫画化されていますリボン
 
小説が全800ページ以上あるので
厚くて取っ付きにくいなと思う方は
漫画を読んでみてもいいかもしれませんね照れ
 
 
小説でも漫画でも
ぜひ手にとって読んでみてくださいウシシ
 
 
 
 
 
ぼボぶ