夕方から大阪で用事があるが、時間があるので門真市の『パナソニックミュージアム』へ寄ってみた。
パナソニックミュージアムが何かは知らなかったが、家電の歴史や発明の経緯みたいな物を見たいと思って行った。
ところが実際は『松下幸之助歴史館』の色合いが強く彼のビジネス感や考え方を紹介する施設だった。
気が付けば2時間半もそこにいて、ほとんどの解説を読んでいた。
この10年間、自分は経営者として何をやっていたのかと最近は悶々とした日々を送っていたが、１つの答えがそこにあった。
もっと早くここを訪れていれば、何かが変わっていたかも知れない。と考えたが、10年前に来ていても今の様には感じ無かったのかも知れない。
いや、きっとそんなきっかけはあったはずだし、何かは見ていたのだろう。
変えられない過去に原因をこじつけても仕方ない。
そうすると逆に今、たまたまここに来た事に何か意味があるのかも知れない。
偶然来たが必然なのかも知れない。
建物を出る時そんな風に感じた。
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