山岡鉄舟 『修身二十則』 | bossclubブログ

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山岡鉄舟 は弱冠15歳の時に「修身二十則」という自らへの誓いを立て、生涯守り通したと言う。15歳と言わずともここまでの修学ができている日本人が何人いることか・・・

 『修身二十則』

一, 嘘を言うべからず
一, 君の御恩忘れるべからず
一, 父母の御恩忘れるべからず
一, 師の御恩忘れるべからず
一, 人の御恩忘れるべからず
一, 神仏ならびに長者を粗末にすべからず
一, 幼者を侮るべからず
一, 己に心よからず事
  他人に求めるべからず
一, 腹をたつるは道にあらず
一, 何事も不幸を喜ぶべからず
一, 力の及ぶ限りは善き方に尽くすべし
一, 他を顧して自分の善ばかりするべからず
一, 食する度に農業の艱難をおもうべし
  草木土石にても粗末にすべからず
一, 殊更に着物を飾り
  あるいはうわべをつくろう
  ものは心濁りあるものと心得べし
一, 礼儀をみだるべからず
一, 何時何人に接するも客人に接するよう
  心得べし
一, 己の知らざることは何人にてもならうべし
一, 名利のため学問技芸すべからず
一, 人にはすべて能不能あり、
  いちがいに人を捨て、あるいは笑うべからず
一, 己の善行を誇り人に知らしむべからず
  すべて我心に努むるべし  




山岡鉄舟


鉄舟言行録21ページ目


山岡 鉄舟
日本の武士(幕臣)、政治家、思想家。爵位は子爵。剣・禅・書の達人としても
知られる。 一刀正伝無刀流(無刀流)の開祖。
勝海舟、高橋泥舟とともに「幕末の三舟」と称される。
単身で官軍の駐留する駿府(現在の静岡市)に辿り着き、西郷と面会。
勝海舟と西郷隆盛の会談を実現させた江戸無血開城の立役者。
(最初、海舟は高橋泥舟を使者にしようとしたが、彼は慶喜警護から離れることが
 できなかった。
 そこで泥舟の推薦により、彼の義弟である鉄舟に白羽の矢が立ったようだ。)