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私には結婚して十数年になる夫・菩薩がいます。
菩薩は立ち仕事で、元々ハードワーク気味でしたが、2022年に入って一層ハードワークに。
3月のある日。
菩薩が悲鳴を上げました。
「ヒカリちゃん、足が痛い……(半泣き)」
「そりゃそんだけ働いていたらそうでしょうね……足だったら整形外科行きます?」
「そうだね、行ってみる」
そう言って近所の整形外科へ。
当時、菩薩は足の裏の痛みを訴えていました。
整形外科では腰部レントゲンを撮り、腰骨が少し曲がっているからだろうとコルセットと湿布薬を処方されました。
しかし、痛みは一向に緩和されず。むしろむくみが酷くなる始末。
更に痛みの箇所が日々変わるようで、歩くことすら辛い様子。
家の中では膝を使って移動していたり。
外を歩く時には完全におじいちゃんの歩行スピード。
ヨボヨボやん。
流石にまずいと思った私。
菩薩に提案してみました。
「もしかしたら内科的な問題かもしれないですよ? 近所の内科行ってみます?」
「そうだね、そうするよ」
普段超がつくほどの面倒くさがりの菩薩、珍しく言う事聞いた……
相当痛かったんだろうなあ(遠い目)。
そして、2022年4月21日。
内科で行われた採血結果が闘病生活の始まりを告げる合図になるとは、この時の緒川夫妻は知る由もなかったのです。