船の科学館本館は後回しにして、羊蹄丸に直行しました。
15年ぶりにやって来ましたが、船体が前回訪問時の白から、連絡線就航時の塗装に直され、それが年月の経過で色あせたいました。いかにも、現役当時の雰囲気をかもし出していて、しばらく船体に見とれてしまいました。
しかし、桟敷席や寝台などの就航時の施設がなくなっている船内は、食指が動かず、結局、「青函シアター」で上映されていた連絡線の歴史を見ることにしました。
洞爺丸事故や、青函連絡船の日常の映像に見入ってしまい、ここで一時間くらい過ごしたと思います(途中、ウトウトしましたけど…)。
その後は休憩コーナーを経て、デッキに出てまったり。
このシンボルデザインは、青函連絡船に就航していたそれぞれの船に、独自のものがあって親しまれました。船内にはスタンプも設置されていたと思います。
私は高校2年の時に一度だけ、夜行便の連絡船往復を体験していますが、あまりにもの乗客に席を確保できず、階段に新聞を敷いて、寝た経験があります。そんなことを思いながら、デッキですごしました。
そして、科学館本館へ足を向けます。入った途端、絶対、全部見れないなと感じました。
とりあえず、早めのペースで進みますが、あまりにも良くできた展示が多く、結局、3階にたどり着くことができませんでした。
常設展示以外にも、タイタニック号関連の特別展があったりで、これらも泣く泣く見送るハメになり、ハマスタ観戦のついでに来てしまったのが間違いでした。(ちなみに「宗谷」は最初からあきらめていました)
ま、どっちにしても、日頃から足を運んでおれば良いものを、休館になると知って、慌ててきたのが間違いなので、これは自分が悪い。だから、仕方がありません。
最後に「羊蹄丸」ですが、譲渡先が決まりそうな雰囲気ですね。どこに行くのか興味深々です。曳航シーンを見たいと思っています。