ワンダーウーマン1984を観てきました。

 

今回は前作や、バットマンvsスーパーマン・ジャスティスリーグの時のような悪の権化的超強力な悪玉が登場しません。

そのためなのか、今回は剣も盾も使わず、武器はロープが主力です。


仰々しい翼の生えた黄金の鎧が今作の目玉・・・・かと思いきや・・・正直あれはあまり期待しない方が良いです。

 

 

ストーリーの方は―
なんでも願いをひとつだけ叶える魔力を持った鉱物を巡る物語・・・
しかし願いを叶えるにはかならず代償を払うのがルールでした―

 

ワンダーウーマンことダイアナは死んだ恋人と再び会う事を願い
ダイアナの同僚女性はダイアナのような強い人間になることを願い
破滅しかけている石油王は鉱物の持つ魔力をそのまますべて手に入れることを願い・・


かくして世界がひっくり返るような大騒動が勃発・・・という感じ

 

ド派手なアクションはあるにはあるのですが、DCコミックスのスーパーヒーローとモンスターの激闘みたいなものを期待している人はがっかりするかも

 

主に人間ドラマに重点を置いている・・という印象かな
前半はわりと地味な展開が長々と進行という感じなので、活劇ファンはここでイライラするかもしれません。

 

映画の中には絶対的悪のキャラは出てきませんし、死者もほぼ出てきません。
敵キャラは心の弱さからダークサイドに堕ちてしまう・・どこか哀れな連中ばかり。
このあたりは初代スパイダーマン、アメージング・スパイダーマンに通じるところがあるように思います。
今回剣も使わずロープばかりでしたし・・制作陣が目指したのはホントにDC世界でのスパイダーマンだったんじゃないでしょうか?

黄金鎧は少しアレでしたが・・ワンダーウーマンはやはりカッコよかったです。

次に彼女の雄姿を観られるのは・・・やはりジャスティスリーグみたいな作品になるのかな?


ところで最後に出てきたサプライズゲスト・・
さすがにあれは予想できなかった
ドゥン ドゥン ドゥン ドゥ ドゥン ドゥン ドゥ ドゥ ワンダウ~メ~ン ♪
頭に音楽が響き、由美かおるの姿が脳裏に・・

昭和のオッサンじゃなきゃ解らんだろうなあ・・

 

 

ジム・・・そんなもので遊んでないで、そろそろエンタープライズに戻ってくれ