事業の取引を帳簿に残す
従業員の給与計算をする
試算表をつくる
資産の減価償却をする
決算書をつくる
年末調整をする
確定申告をする


私は財務管理の業務は全く分かっていない。
経理の経験もほぼ無いに等しいから知らない頭で思うことがある。知らなすぎるから出来るんじゃないのか?って思うこと。

今はオンライン会計ソフトで帳簿を管理している。これってクラウド上に情報が全部流れてるって事。何かあれば何でもOPENになるはず。
じゃあもっと、IT化が進んでもいいのにって思う。


もしも今後の事業計画だったり、年間スケジュールだったり従業員の数、内容をソフトに入力したら「何が必要になってきますよ」「こんな対策がありますよ」って手引きが出てくるようにはならないだろうか。「これにはどんなリスクが発生しますよ」「その街には助成金がありますよ」「◯月には提出物がありますよ」「これには改正がかかりましたよ」
その表記がでても手を打たなかったのなら、それまで。こんなのを教えてくれるようにはならないんだろうか。なんなら提案をしてくれるようにはならないんだろうか。
するか、しないか、それは自分達で選択する。

決算月が決まれば、大体この月には何が必要でどんな業務があるのか、支払いがあるのか。
絶対にしなければならない事、基本的なルールが決まってる。確実にこなしていく事の業務ならシステム化は可能なはず。
あんたが自分で管理すればいい。
そう言われたらそうなのよね…。


法人化する時に事業目的が足りなくて、ひと月で定款の内容を追加変更しなければならなかった事がある。司法書士さんにはうちの業務内容を伝えていた。そこに目はいかなかったらしい。それとも敢えて?そういう仕事はしないの?
どっちにしても見落としたのは自分たち。法人化に必要な業務はしっかりとしてもらった。変更の時はネットで出来たから、司法書士さんには頼まなかった。ここでの追加費用は抑えられたけど、慣れないことを自分達でするのは手間と時間は取られるのよね。漏れがないように、手間と時間を取られないように、専門の人に頼んだのにって思ってしまう。

市県民税の支払いの時もそうだった。電子申告、電子納付が可能なeLtaxのIDを税理士さんはこちらが連絡するまで報告してくれなかった。IDを作っているにも関わらず会社には何の報告も無し。わざわざ窓口に行く必要の無い便利なシステムがあるのに何故言わないんだろうか。
問い合わせたら「お宅は月に1回行くだけですよね?だからいいんじゃないかと思ってまして。法人税の支払いも年に1回だけですよね?」って、鼻で笑ってた。

小さい会社だから足もと見られるのね…。
それならなおのこと、細々したことが面倒ならシステムに任せればいい。
ほんと、この専門的な事がもう一歩進んだらお互い楽になりそうなのに。
定款の業務目的の漏れだって、IT化されてたら防げたんじゃないんだろうか?
費用を出して専門的な人がしてくれないなら、AIの方がよっぽど分からない人にとっては正確かもしれない。親切かもしれない。
あなたの事業ではこの目的が必要になりますよ?もしくは必要ではないですか?抜けてませんか?って。


電子帳簿保存法で管理が進むなら、今すぐにでも出来そうなのに。もうすでに便利になっている事だらけ。だったらこれくらいすでに出来るんじゃないの?って思う。知らないだけでもうあるんだろうか。