Bookworm in the Hammock -3ページ目

『行動習慣コンパス』佐藤伝 著 (学研) ~ 一寸先は?

一寸先は・・・・・・ 闇

だなんて、


誰が言ったんだろう?



たしかにそういう人生観だと、


危険予知能力は


向上しそう・・・





でも、


一寸先は、光ビックリマーク


って、言葉のほうが、


1000倍好きだなぁ・・・


出典はこちら↓



行動習慣コンパス





ほかに得るものはあんまり

なかったけど(笑)、


この言葉に出会えただけで


良しとしますビックリマーク




ではまた。




インテグリティの大切さ ~ ウォーレン・バフェットの言葉から

takeshi です。



昨日、『国際人流』という雑誌を



なにげなく眺めていたら、



ある方の対談の中で、



世界的に著名な投資家、

ウォーレン・バフェットの言葉が



引用されていて、



ちょっと興味を引かれたので



ご紹介したいとおもいますビックリマーク




バフェットは、



リーダーの条件として、



“ Intelligence , passion , integrity ”



「知性、情熱、誠実」



挙げ、こう語っているそうです。




知性誠実さはあるが情熱がない人は、



金銭的には成功するが



社会的な貢献はしない。




情熱誠実さはあるが知性がない人は、



幸せな人生を送り、



社会的な貢献をするだろうが、



お金持ちにはなれないかもしれない。




そして、知性情熱はあるが、



誠実さがない人。



この人は世を滅ぼすだろう。





3つのうち、どれが欠けても困りますが、




インテグリティ。



この大切さは、肝に銘じたいです。





ではまたビックリマーク




『茶 利休と今をつなぐ』千宗屋(新潮新書) ~ある家族のエピソード

takeshiです。



今日は、久しぶりに本をご紹介したい


気分になっています。



以前、ツイッターとアメブロでは、


ツイッターのほうが

人とつながる力が強いのでは・・・


というエントリーを書いたのですが、



ブログにはブログの面白さがあり、


特に本のご紹介のような


ストック型のコンテンツだと、


検索エンジン経由でも

多くの方が、過去の記事を

読んでくださるので、



アメブロのアクセス解析で、


「検索ワード」を見ることが、


僕の楽しみの一つ


であったりします(笑)。



     ***


さて、今日ご紹介するのは、


茶道三千家のひとつ、


武者小路千家の次期家元である


千 宗屋さんが書かれた


『茶 利休と今をつなぐ』ですビックリマーク



茶―利休と今をつなぐ (新潮新書)



この本は、takeshi とほぼ同世代、


30代半ばの、


次期家元が書かれたものなので、


あまり堅苦しくなく、


それでいてとても的確に


茶道というものの全体像が


つかめる名著です。



茶道に興味がおありの方は


是非本書を読んでいただくとして、


私がとても感動した、


本書に書かれている


エピソードをひとつ、


ご紹介したいと思います。



少し長いのですが、どうしてもご紹介したい


エピソードのなので、


引用してみます。



       *



著者の千さんは、実際に客として招かれて、


忘れがたい印象の刻まれている茶事の


思い出として、つぎのようなエピソードを


紹介しています。



千さんの大学の後輩に、


おばあさまの代から全員お茶をされる


というご家族があり、


そのおばあさまが、千さんのおじいさんの


お弟子さんだったということもあり、


三代にわたる家族ぐるみのお付き合いを


されていたそうです。



千さんの後輩であるY君は、


大学4年の学業を終えたとき、


卒業のお茶事をすると宣言します。



客は、彼にとってのお茶の発端となった


おばあさま、お父さん、師匠である著者、


大学の茶道部で一番仲のよかった友人、


でした。



この日、掛かっていた掛物は、


松江藩七代藩主で、江戸時代を代表する茶人の一人、


松平治郷の軸で、「是道」という二文字が


書かれたもの。



卒業というひとつの節目を迎えて、


これから自分が歩いていく人生への覚悟を


込めて選んだ軸だったのでしょう。



こちらのお宅で何度か拝見している書では


あったのですが、


こういうシチュエーションで見ると、


亭主であるY君の覚悟というか、


気持ちが推し量れるため、


思わず息を呑むような、


それまでと違う感慨を持った、


と千さんは言います。



連客全員が席入りして


シンと静まりかえったところで、


あらためて亭主が席入りし、


正客であるおばあさまに、


「本日はようこそ」という挨拶が


はじまります。



そして、無事卒業できたこと、


またおばあさまのご縁でこうして


お茶に巡りあい、


今日お茶事を催すことができた、


とお礼を申し述べます。



次にお父さんに向き直って、


無事卒業できましたので、


今日は感謝の気持ちを込めて


一服差し上げたい、と。



その時、千さんは、


大学を卒業するにあたって、


畳に手をついて、


「おかげさまで卒業できました。


ありがとうございました。」


と家族に挨拶できる大学生が、


いったい何人いるだろうかと


思ったそうです。



      *



takeshiは、


このエピソードを読んで、


色々な意味で感動しました。



まず、


大学を卒業するにあたり、


きちんと感謝の気持ちを


伝えられるY君の


存在自体に、


感動しました。



それから、


日本にはこれほどまでに


文化的水準の高い


家族が存在するのだという


ことに対する、


驚きと尊敬。



そして、


茶道はけっして


セレモニーのためのセレモニー


なのではなく、


それをたしなむ人や家族にとって、


生活の質を向上させるために


欠かせない「装置」として


現実に機能しているのだと


知ったこと・・・



茶道や利休についての


解説もとてもタメになりましたが、


takeshiにとっては、


このエピソードが、


一番勉強になりました。



ではまたビックリマーク



PS


先ほどメッセージボードを


新設してみました。


こちらでご紹介している


takeshi イチオシの本も


是非ごらんください。




完璧な父親なんて存在しない・・・・でも・・・・タイ国生命保険会社CM

takeshi です。


このところ仕事がなにやら忙しく、

なかなか更新できておりません。(>_<)


今日は、You Tubeで紹介されている

タイのコマーシャル映像に感動したので

読者の皆さまとシェアしたいと思いますビックリマーク

takeshiは、この程度の映像ですぐ泣けます(笑)

(※You Tubeのコメント欄に日本語訳があります。
画像下部の+印の右側のyoutubeマークをクリックすると、
  You Tubeサイトで同じ動画をご覧になれます。)







There are no perfect fathers.

But a father will always love perfectly. 


完璧な父親なんてどこにもいません。

しかし、父親の愛はいつだって、完璧です。




ラストのわずか2行の言葉と、3分の映像~。


みえみえのストーリーなんだけど、

本質をついているからこそ、

多くの人が感動しているんだろうなぁ・・


父親だけでなく、完璧な人間なんて、

ホントいないですから・・・


ではまたビックリマーク

映画 『未来を生きる君たちへ』 (アカデミー賞 最優秀外国語作品賞受賞作)

takeshi です。


本日公開のデンマーク映画、

『未来を生きる君たちへ』を観てきました。

公開初日だったので映画館いっぱいかなぁ、

とちょっぴり心配しましたが、

お盆ということもあってか、

ゆったりと見ることができましたビックリマーク




英題は「in a better world」。



アフリカの医療現場と、デンマークの学校を舞台に、

大人の世界にも、子供の世界にも、

先進国にも途上国にも、

人間世界に普遍的に見られる

「暴力」をテーマにした映画です。


「暴力はいけないこと」というのは

誰でも知っています。


しかし、実際に世の中には

暴力に訴える犯罪者も現実にいて、

善良な市民がそのような暴力に

巻き込まれたときに、

「仕返し」をせずに、

暴力をふるった相手を「赦す」というのは

とても困難な課題だと思います。


主人公の1人である医師のアントンは、

赴任先のアフリカで、あるいはデンマークで、

形を変えた暴力に直面します。


アントンはインテリらしい理性でもって

暴力には暴力で応じないよう、

自分の行動を精一杯制御して、

その姿を自分の子供たちにも

お手本として示します。


悩みながらも自分の信念を貫く姿は、

とても崇高で感動的です。


takeshiは泣きましたし、

隣のおじさんも泣いてましたね(笑)


※以下、若干のネタバレがあります。


とてもオススメの映画ですが、

この映画がハッピーエンドというか、

希望を見出して終われるのは、

アントンの子供(エリアス)が

死ななかったからだと思うのですね。


もし死んでしまっていたなら、

決してハッピエンドでは

終われなかったハズです。


希望を見出せる分だけ、

逆にラストが甘い気もしましたが、

時間的制約を考えれば、

しかたがなかったのかもしれません。


こういう素晴らしい映画を、

是非、小学校や中学校で

子供たちに見せてあげて欲しい

と思いました。


ではまたビックリマーク