荒井のつぶやき | 一般社団法人北海道ブックシェアリング ブログ

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4年前。福島第一原子力発電所事故による避難指示で無人になっていた自治体について、

図書館や社会教育の今後について話を聞こうと、

別のまちに設けられた仮役場に出向いた。
年配の社会教育担当の課長さんは詳しく教えてくれたあと「じゃあ、横に乗っていくか?」といたずらっぽい笑顔を見せながら車のキーを見せた。

「もちろんです」と答え、車に乗り込んだ。

荒れ果てた無人の街中を見て、時間が止まった図書館を見て、それから海岸部に行き、南の方向にある福島第一原発を見た。
お昼ごはんをご馳走してもらい、ほぼ一日、聞きたいことすべてに答えてもらった。
わたしは、その厚意に応えたいと一生懸命、リポートを書いた。

今日、そのまちに入り、新しく図書館担当になった職員さんに話を聞いた。

あの課長さんはちょっと前に定年退職して、すぐに亡くなったという。

庁内では、震災以前や直後の図書館についてだれも知っている人がいないので、

図書館担当さんは資料を探し、わたしの書いたリポートを見つけ、一番の参考資料にしているという。

人間というのは、バトンを渡すから人間なんだと思う。

 

※本会代表の荒井がFacebookで投稿(2018年11月6日18:15投稿)したものを、ブログに転載しています。

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