【買取が増えて安心しない】 | 古本屋開業応援ブログ

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こんにちは。
カラス店長です。

東京でブックフオフが閉店している事は
以前お伝えさせて頂きましたが、
パインさんのブログを見ると
大阪でも同じような並が起きているのですね。

これからは日本全国の大型店で
同じような現象が起きるでしょうね。

ただ、かつて紳士服も
撤退する店舗が多数ありましたが、
結局生き残っているお店も多数あります。

ブックオフ等の大型店も
同じ道を歩むと思われます。


さて、こんな古本屋末期の現代で、
また少し、私は時代の変化を感じつつあります。

それは、ここに来て、
古本屋での店頭での買取が
増えてきているという流れです。

以前は本当にダメでした。
落ちる一方でした。
しかし、ここ数か月で底をうった感触があります。

もう既にアップアップしている店舗では
事既に遅しというところもあるでしょうが、
当店のように気長に強気で営業していた店にとっては
意外と良い風か吹きそうな気がします。

しかし、買取が多くなり、
商品の回転が良くなったといっても、
現代は昔のように
何でもかんでも売れるというわけではありません。

・みんなが欲しいもの
・ニッチな市場の高価な商品
この2つを抑える必要があると思います。

今までの古本屋であれば、
安かろう、悪かろうの商品も売れてきましたが、
今は売れません。

古本屋の3本の矢は折れてしまったのです。
100円コミックが売れなくなった事からも
安物買いの消費者の財布が硬くなった空気を感じます。

なので、増えた買取の中で、
しっかりと厳選して高価買取をする必要がありますね。

無駄なモノ、売れないとわかっているものは、
安く販売しても売れません。
買取拒否をするくらいで丁度良いと、私は思います。