古本屋とセドラーの関係(1)上下関係 | 古本屋開業応援ブログ

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おはようございます。

カラス店長です。


今日はオープンと同時にゴミのような買取。

そして、恒例のAmazon沢山の月曜日。

1時間で15個包んだところでティータイム。

大金持ちも驚いた105円という大金/吉本 康永
¥1,155
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さて、突然ですが、

今日は古本屋とせどらーの関係について考えてみたいと思います。

最近、色々なところでせどらーは話題になっていますね。


ぶっちゃけて私の考えを最初に述べさせていただきますと・・・

同じ。

本を安く買って高く売るという事ではせどらーも古本屋も同じです。

同じ商売だと思います。


しかし、よく考えてみると小さな食物連鎖がある事がわかります。


お客さんから古本屋が本を買取る。

古本屋が安く値段を付けた本をせどらーが買う。

せどらーは安く買った本をお客さんに売る。


この食物連鎖を考えると、

古本屋の方がせどらーよりも川上に位置する事がわかります。


だから古本屋は偉いのか?

せどらーよりも上か?

そう考えるのも短絡的な考えですね。


その論点は色々ありますが・・・

私が一番気になるのは、

『古本屋の方が儲かっているとは限らない』

からです。


そう、古本屋は立地や商材によっては現在儲かっていない店があります。

そう考えると、リスクの少ないせどらーの方が良いという事になります。

まるで、昔の武士と商人のようです。


その他、

『ブックオフを古本屋と認めるか否か?』

『最近はせどらーも古本屋も新しい販路を探っている』

『直接買取を考えているせどらーも多い』

などなどを考えると・・・

やっぱり結論は出ないと思います。


しかし、

ココまで書いていてなんですが・・・

せどらーは参入障壁が異常に低いために、最近は残念ながらレベルの低い人も多い事実は見逃せません。


マナーを守らない人。

棚を荒らすだけ荒らして帰る人。

本に乗ってビームを振りかざしている人。


当店の小さな100円コーナーでも時々見かけます。

そういった人が去った後は棚もワゴンもメチャクチャです。


なので、古本屋は『せどらーを見下している』『せどらーを嫌っている』という事実もあると思います。

(実は私も少々・・・)


古本屋は上手くいかないと潰れて消えてしまいますが、レベルの低いせどらーは意外としぶといような気もしますし・・・。



まとめます。

結局はその人次第。

でも、やっぱり嫌っている古本屋も多いかも。