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本を読む人を増やす「ブクリパ」の代表タナカマサキのブログ

読者の「投票」が出版を決める「ブクリパ」の代表の奮闘記です。

読んでよかったメルマガからのお話

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信頼の反対の不信はどんなところからうまれるのでしょうか。


多くの場合は、相手の実力に対して
高すぎるハードルを設定し、

高い立場からのギャップ、

未達成の部分を見る姿勢から始まります。



親や教師や上司は、子供、生徒、部下に比べて知識や経験が豊富です。


すると、その立場からものを見るわけですから、

どうしても相手を低くしか見えません。



不信感を持つ場合のメッセージにはある種の特徴があります。


「タラ」「レバ」を使うことです。


「あの子がもう少し素直だっタラいいのに」

「整理整頓をしっかりやレバいいのに」


「タラ」「レバ」を卒業しない限り、信頼は不可能ですし、

そのようにみている自分の精神的な安定もありません。


信頼することは、相手ばかりだけでなく、

自分自身のためにも必要なのです。



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出典

[勇気づけの心理学]

岩井 俊憲 著

金子書房より


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つまり、信頼と言うのはお互いが信頼して初めて結べるもの。

だから「タラ」「レバ」を使っている時点で、そもそも相手を信頼せず自然と出てくる言葉。

ところで「タラ」「レバ」というのは、事実とは異なることを仮定してする後悔の時に使われる。

言っても仕方ないのに言ってしまう、上の立場で信頼していないから出てくる言葉なのです。