アービトラージは最初にいくら必要か
賭け事を取り扱う海外の会社、いわゆるブックメーカーで儲ける方法の1つにアービトラージがあります。
当然ですがこのアービトラージは元金が必要です。
では、いくらあったらアージトラージを始められるのでしょうか?
これは考え方にもよるので一概にいくらとは言えません。
ただ、最低10万円は用意するのがいいでしょう。
ブックメーカーは海外の会社なので取り扱う通貨は円ではなくドルが基本です。
イギリスの会社が多いのでポンドでもOKですが、ポンドだと日本円でいくらなのか計算が難しいと思います。
私は4,000ドルで始めました。1ドル1円で換算すると40万円ということになります。
ただし、一般的に言って、初めのころは数万円単位で賭けるのが怖いため10ドル(約1,000円)くらいで始めると思います。
■アービトラージ資金の1例
5つのブックメーカーを使って10万円でアービトラージを始めたと仮定します!
●まず、10万円をブックメーカー専用金融機関に預け入れます。
●次にそこから5つのブックメーカーに1万円ずつ入金します。
●残りの半分(5万円)は金融機関に残していつでも各ブックメーカーに補充できるようにしておきます。
1回のアービトラージで2,000円使用するとします。
単純に1,000円ずつを2箇所のブックメーカーに賭けます。
利益は2%前後なので40円の儲けとなります。
片方のブックメーカーには2040円戻ってきます。
もう一方は0円なので残金9,000円となります。
1日3回アービトラージを行うと最大で3000円少なくなるブックメーカーがあるということです。
どこのブックメーカーでアービトラージのサインが発生するかは、そのとき次第なのでわかりません。
ブックメーカーへの入金は即時反映されるところが多いです。
出金は1日かかるところが多いです。
なのでブックメーカーから一旦、金融機関に資金を戻して別のブックメーカーに入金するのに1日以上かかると思っておいた方がいいでしょう。
なので、常に資金を供給できるように金融機関に資金を用意しておく必要があります。
このような感覚だと思ってもらえばイメージが湧くと思います。
1回のアービトラージで10万円を使い切ってしまうと次のサインが出たとしても片方のブックメーカーの資金が用意できません。
したがって、実際問題を考慮すると上記のような資金配分になると思います。
上記では1回の利益が40円でしたから、これを2倍の80円にしたいなら資金を20万円用意するか、1回のbet(賭け)を2倍にするかどちらかになります。