今週より2歳新馬戦が始まります。それにより新馬が2歳。古馬が3歳以上となります。もちろん3歳限定のレース(未勝利等)も残りますが、古馬戦としては3歳以上となります。それに伴い2006年より4歳馬の今までの条件賞金(クラス編成用賞金)を半額にする処置をとっています。(2006年は4歳以上全馬)これにより4歳馬は、ほとんど降級します。(オープンーー>1600-->1000-->500万と一つ下がる。)単純に考えれば4歳馬が有利となります。(降級4歳馬)ここに阪神競馬場での競馬を例にして、各条件ごとの平均勝ちタイムを示します。(大体のものです。刻々と変わってきていますので)
芝1200
500-1088秒
1000-1081
1600-1078
OP-1075
芝1400
500-1211
1000-1207
1600-1203
OP-1205
ダ1200
500-1117
1000-1110
1600-1106
OP-1103
ダ1400
500-1242
1000-1238
1600-1234
OP-1228
例外もありますが、通常条件が上がるにしたがって勝ちタイムも速くなります。これが各条件の能力差と考えると一つ降級するごとにタイムで約0.3から1.0秒ぐらい遅くなります。これぐらい有利となります。但し今回から3歳馬も古馬戦で走ります。この3歳馬は負担重量でアローワンスがあります。通常距離2200未満で3キロ減、2200以上で4K減となります。1K=0.2秒とすると0.6秒から0.8秒速く走ることが出来る計算になります。この3歳馬と降級4歳馬と5歳以上馬で勝馬考察するときは、今まで以上にタイム換算して(負担重量、その他も考慮して)比較する必要があります。単純には降級4歳馬>3歳馬>5歳以上馬の順で有利です。毎年悩ましい時期です。
それでは皆さん GOOD LUCK (TY)