ぶらぼーっ!!!
最高か!!!
祝グループ1位通過!
決勝トーナメント進出!!!
血沸き肉躍る~~~!!!
1993年のドーハの悲劇の時、私は高校生だった。
手を固く握りしめて応援し
芝生に崩れ落ちる選手を見て涙したあの時、、、。
1997年、延長での岡野選手のゴールに歓喜して、初めてワールドカップ出場をもぎ取った時。あの時の興奮といったら。
ずっとサッカーは大好きで、普段はあんまり追っかけて無いけど、ワールドカップは真剣に観てきた。
ワールドカップに出ること自体が悲願だった時代から、ここまで来たんだ。
異次元の強国に勝つ時が。
ほんとすごい。
熱い意志は受け継がれて、世界を変える。
日本サッカーが強くなるには、途方もない時間が必要だと言われていた時代があったのに。
最近、アオアシにハマっていて、ワールドカップの日本代表の姿と連動して心の震えが止まらない。
アニメもやってるから知ってる人多いかも。
アオアシのあらすじ。
愛媛に暮らす中学3年の青井葦人は弱小サッカーチームのFWだったが、「東京シティ・エスペリオンFC」ユースチーム監督の福田達也に見出され、ユースのセレクションを受けることになる。
極めて低い可能性と厳しい評価の中、葦人は最後まであきらめずに挑み合格するというチャンスをもぎ取る。
家族の事、これからの事、、、考えた末覚悟をきめ、ユースに入団して寮暮らしをすることになる。
絶対プロになると決めて。
個人技、基礎力が無いため、チーム内ですぐにお荷物な存在となるんだけど、、、。
そこからの葦人が素晴らしい。
人間として、サッカー選手として、確固たる意志を持って確実に成長していくの。
サッカー漫画だけど、高校を舞台にしたものでなく、ユースを舞台に描かれているのが珍しい作品。
サッカーのユースとは下部組織やアカデミーと呼ばれるプロクラブチーム直属の育成組織。
ユースチームに所属している選手はトップチームの練習参加のチャンスがあり、そこで監督に認められると2種登録でプロの試合に出場する機会が巡ってくる。
なので、めちゃくちゃシビアな世界。
葦人はセレクションというテストを受けて極めて狭き門から入ってるんだけど、もっと若い段階からジュニアチーム(小学生)、ジュニアユース(中学生)で努力して這い上がってきてる人達もいる。
「プロ」という明確な目標を持ち、突出した才能ある人たちがさらに磨かれ精査されていく世界。
漫画だからファンタジー味は少しあるけど、一般人にはわからない「プロになるための世界」がリアルに描かれていて、本当に胸が熱くなる。
サッカーが好きなのは大前提。
好きだから努力できる、
さらに努力する。
その熱量の凄さ。
そして
それを越えて
その先の覚悟を
持ち続けられるか。
読んでると涙がるんだけど、
ほんと主人公だけでなく、すべてのキャラが魅力的でサッカーにかける想いが溢れててすごいの。
アオアシの中でも、同じユースのトップ選手の高校生がJリーグの試合に出場するんだけど、
2016年に当時FC東京所属の久保建英選手がこの2種登録制度でJリーグの試合に出場し、15歳5カ月1日という最年少出場記録を更新してるから、、、。改めて久保選手すごいよね。漫画的だわぁ。
そして今回、皆さん何度も耳にしているお名前、
後半からのキーマン三笘薫選手は川崎フロンターレのユースU-10からやってきてる人。
スペイン戦の勝ち越しゴールを決めた田中碧選手も同じ川崎フロンターレのユースでU-12から頑張ってきてる人で、、、。
そんな二人が、あ、あのス、スペイン戦で、、、
三笘選手がラインわるボールをギリギリまで追いかけて
出したセンタリングを
田中選手が押し込むなんて、、、
感涙。
涙しかないでしょ。
漫画より漫画よ。
アオアシに出てきてるような熱いサッカー男子達が、
今、世界のピッチで戦ってる。
日本のトップオブトップ。
これまでの彼らの軌跡を想うと
この奇跡に涙無しには語れない。
ニュースでピックアップされる選手だけでなく。
すべての選手。
監督。
すべてのコーチ、スタッフ。
皆さんに感謝。
こんな熱くいいもの見せてくださってありがとうございます。
さあ、クロアチア戦!!!
世界を揺るがす勝利を!!!