活字中毒 -6ページ目
2007年01月16日

生協の白石さん / 白石昌則

テーマ:国内小説・男性

噂では聞いていた「生協の白石さん」という本をやっと読みました。いまさら?っていう気もしますが、図書館で見つけたので・・・。ちなみに、これは生協での白石さんとのやりとりを学生がblogにUPして、そこから火がついて生まれた本らしいですね。やっぱりblogの力ってすごいのかも。


この白石さんとは何者?というと、東京農工大学の工学部キャンパスにある大学生協の仕事をしている方なんだそうです。キャンパス内で生協への要望を書くための「ひとことカード」という紙があり、職員が返事を書いて掲示板に貼り出すというシステムが存在しているんですって。そして、そこで行われたやりとりが、一冊の本になっているのです。この「ひとことカード」って本来は「こんな商品入れてくれませんか?」とかの用途で使うものなんでしょうけど、学生のいたずら心で書いたくだらないとも言える一言に白石さんはマジメに(いや、フマジメ??)に答えてくれています。その答えがまたなんだかほのぼの優しい感じ。白石さんの優しい人柄が答えに出ているように思えます。


例えば本文から一部抜粋すると・・・。


単位が欲しいです!


なんてくだらない要望でも


そうですか、単位、ほしいですか。

私は単車がほしいです。

お互い、頑張りましょう!


なんかついつい笑ってしまうような答えですよね。たぶんね、担当者によってはこういう質問がボックスに入れられても無視すると思うんですよ。でも、白石さんは違う。ちゃんと答えてくれて、掲示板でひとつのコミュニケーションが成立している感じなんです。うーん、ほのぼのしていていいなぁと思いながら一気に読んでしまいました。



どうやら続編も出ているみたいですね。でも、本の説明見てると木漏れ日の方はちょっと雰囲気が違うみたいです。


タイトル:生協の白石さん 木洩れ日


タイトル:生協の白石さん

著者:白石 昌則, 東京農工大学の学生の皆さん
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2007年01月12日

CGMマーケティング 消費者集合体を味方にする技術 / 伊地知晋一

テーマ:ビジネス

いつも文芸ばっかりの私ですが、たまにはビジネスも読まなくちゃね!ということで選んでみました。一応、この業界に小さく関わっているもので、たまにはお勉強だってしなくちゃなぁという気持ちになったのです。IT業界って本当に流れが速いので、気がつくと知らない言葉がどんどん出てきているし、おいていかれるのもあっという間ですよね。言葉は聞いたことあるけどなんだかわからないし・・・なんて思ってるうちに、その言葉そのものが廃れてしまったり。(笑)


この本はそんな新しいIT業界の用語ともいえるCGM(Consumer Generated Medeia:個人が生成したメディアのことで、この活字中毒もCGMの1つと言えます)やWeb1.0と2.0の違い、mixiなどのSNSやblogを使ったマーケティグについて、どちらかというと初心者でもわかりやすいように説明してくれています。そもそもCGMとはなんぞや?というところから始まり、今までのスタイルのWeb1.0と言われるものと最近注目されているWeb2.0について事例などを挙げながら説明をしてくれるのです。ネットによって流行った「電車男」や「のまねこ」はWeb2.0の成功事例の1つ。あと、私は知らなかったんですけどlivedoorで「やわらか戦車 」ってのも流行っているんですか?それについての成功までの流れも書かれていました。ちなみに、著者の伊地知さんはこのやわらか戦車の成功に携わった方らしいです。


全体的に説明をシンプルにしてくれていますので、そもそもマーケティングについてほとんど知識がない私でも「ふ~ん」といった感じでとても軽く読めます。が、これを読んだからといってWeb2.0で成功するサイトやコンテンツを作れるかといったら違うのかも。やっぱり成功するかどうかは、コンテンツの内容やタイミングなども重要なんじゃないかなと思います。流行るサイトを作るのは本当に難しい・・・。人の好みは千差万別ですもんね。それでも、人が集まってくるサイトというのはあるわけだから、できないことじゃない。伊地知さんがこの本で書いているようなコツのようなもの、人を引き寄せる流れを作ることができたらそのサイトはうまくいくのかもしれないですね。



CGMマーケティング 消費者集合体を味方にする技術
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livedoor BOOKS
書評/IT・Web




 ←こちらから献本していただきました♪

2007年01月10日

パーク・ライフ / 吉田修一

テーマ:国内小説・男性

第127回芥川賞受賞作です。吉田修一さんの作品は初です。図書館で芥川賞等の賞を受賞した作品をずらーっと並べて飾ってあり、この本の表紙の雰囲気が気に入って手にとってみました。


この本には表題のパーク・ライフとflowerの2作品が入っています。賞を受賞した「パーク・ライフ」は主人公が電車で知り合いと間違えて知らない女性に話しかけてしまったところから始まります。とっさの機転でまるで知り合いだったかのように相槌をうってくれた彼女と偶然再会したのは、いつも仕事の途中で休憩に行く日比谷公園。名前も知らない彼女と会えるのが楽しみになり・・・。

パーク・ライフは、主人公の生活の一瞬を切り取ったような作品です。何も大きな変化や展開もなく話が進められていきます。でも、そのストーリーはとてもリアルで、なんだかちょっと不思議な笑いが含まれている感じ。そうですねぇ、笑いといっても明るいやつじゃなくて「くすりっ」と笑う程度のものかな。出会った見知らぬ男女が恋愛関係になり・・・なんてありきたりの展開になるのか、ならないのかすら最後までわかりません。なにかが始まったのかなー、始まってないのかなーという程度の関係のまま終わってしまいます。なので、実は私は初めて読んだとき「なんだ、この本??」と不思議な気持ちになりました。でも、しばらくおいてから再読してみたら、なかなかおもしろい。淡々としていて、不思議な面白さでした。出てくる人間がみんな不思議な雰囲気なんです。特別変な人たちというわけじゃないんですよ。でも、なんだか独特の世界をもっている気がします。


ちなみに「う~ん、まさにを切り取ったような作品だぁ」と感じたのは、主人公の受信したメール。主人公の分身が旅をして、あちこちからメールをくれるという話があるんです。これ!私がまさに数年前に遊んだネットサイトだったので懐かしいぃぃぃ♪と叫んでしまいました。美穂の旅 というものです(久しぶりにサイトをみたら、まだあってびっくりです)。この作品が書かれたのが平成14年で、今から5年ほど前。私が遊んでいたのっていつ頃だったかしら・・・なんてことを考えてしまいました。


デビュー作の「最後の息子 」という作品は、私の大好きな山田詠美さんが絶賛していたと本に書いてありました。今度はこれを読んでみようかなぁ・・・。


タイトル:パーク・ライフ
著者:吉田 修一
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2007年01月08日

熱血ポンちゃん膝栗毛 / 山田詠美

テーマ:国内小説・女性

詠美さんが小説新潮で連載しているエッセーのまとめ本です。前回が2004年11月に出版されたご新規熱血ポンちゃん というものだったので、2年ほど前ですね。このエッセーはだいたい2年おきに1冊の本になるのですが、私は連載を読んではいないないので詠美さんの様子を2年まとめて知る感じになります。 今回も相変わらず元気な詠美さん、そしてお酒とご馳走、楽しい友達のことがいっぱい書かれた本でした。


このポンちゃんシリーズって既に10冊くらいになっていると思うんですよ。いや、これで9冊かな?自信ないですが・・・。そんでもって、何がいいたいかというと。詠美さんの姪で「かなちゃん」という子がシリーズ中盤くらいから登場していてかなりおもしろいキャラクターなんですけど、私の中ではかなり小さな子どもだったんです。せいぜい小学生くらいのイメージね。でも、今回のエッセーに登場したかなちゃんはなんと高校生に成長してました!びっくりです。(って、読んだことがある人しかびっくりできなくてごめんなさい)なんとも時のたつのは早いなぁと。かなちゃんが登場した頃ってもちろん私も若かったんですけど、やっぱりなんとなく成長していないままのイメージだったので衝撃でした。しかも、今回はおなじみキャラの講談社の森山(仮名)さんがとうとうお嫁に行ってしまうし!!でも、そんな変化の中でも詠美さんは相変わらず大好きな友達と楽しくお酒を飲んだり、おいしいものを食べたり、時々まじめになって本を書いてみたりというお馴染みののんびり生活をしているみたいなんです。なんか楽しそう。いつもこのポンちゃんシリーズを読むと「詠美さんって友達になったら楽しそうだよなぁ」って感じます。


ちなみに、エッセー終盤(2006年9月までの分です)に「そろそろ佳境に入らんとする書き下し執筆のために・・・」って書いてあったからそろそろまた新作がでるのかなぁ~♪今度はどんな話を読ませてくれるのかドキドキしています。


タイトル:熱血ポンちゃん膝栗毛
著者:山田 詠美
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2007年01月04日

あけましておめでとうございます

テーマ:雑談

いまさらですが、あけましておめでとうございます。昨年は出産後がしばらく忙しかったせいもあって、たった65冊しか記事をUPできませんでした。なんかすくないー。だって、月に5冊平均でしょ?週に1回しか更新していないことになるんですもの。せっかく遊びに来てくださっているみなさま、ごめんなさいね。


時間がなくて書く前に図書館に帰さなければいけなかったもの。

読んだのにまだ書けずに、本が積んであるもの。

気にくわなくて書けなかったもの。


などなどを含めると、実際に本を読んだ冊数はもっと多いはずなのですが・・・。

何冊読めたのか自分でもわかりません。

今年はもう少し読んだり書いたりできるかなぁ。


最近、やぎっちょさん のサイトで教えてもらって始めたのはlivedoorの「本が好き 」というサイト。登録しておくと自分が気になる本を献本してもらえるんです。条件は必ず書評を書いてどこかにUPすること。でも、本を読んで書くのが好きな私はそれほど問題のない条件だったので試してみているのです。買うのはどうかなー、でも読んでみたいなーという本があるときにポチッと申し込みすると届くから嬉しくなっちゃう。今も手元に2冊あります。気をつけないと積読になってしまうから、先に読まないとね。


ということで(なにがということでなんだ??)、今年もよろしくお願いしますね。

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