FIPと漢方

16年にも渡り、FIPの治療法と向き合い、
FIPに発症した9匹の猫さんを看取って来られた
愛猫山 内入道 さまより、先日メッセージをいただきました。


去年、ブログの更新を止めると書きましたが、
ジノたんと同じFIPを発症し苦しむ猫さんと、
そのご家族のためにも、
これを発信しなくては、と、ご本人の許可を得て、
記事にすることにしました。



以下、いただいたメッセージです。



こんにちわ、初めてお便りします。
ジノたんの記事、写真を拝見しました、
たまりませんね、愛する子に逝かれるのは。


私自身、野良や捨て猫たちを養育して17年目になり、
FIPにて9匹の子たちを亡くして、
今は10匹目の子のFIPを発症した子の看病をしています。


現代の獣医学では、ステロイド剤と抗生物質の治療のみで
17年前と何も変わらず、どうすることもできません。
そこで助かる術を中医学(漢方)に求めて現在に至りました。


今、FIPの治療をしている10匹目の子は、
09年の12月初めに発症の診断を受け、腹水が溜まっていました。
それより、ステロイド剤と漢方薬を用いて服薬しました。
そうした所、10日過ぎて腹が細くなり、腹水は無くなり、今も有りません。
 
12/29の血液検査では、総タンパクはアップしていましたが
ビリルビンと黄疸指数はダウンしていました。
高熱を発することもなく、気分がいいのか、毛づくろいをしている姿も見ます。
この漢方薬が病状の重篤化を防いでいると思っています。
 
どなたでもそうでしょうが、FIPの猫たちを助けたい一心で、
FIPに効果のある薬、治療法を現代医学、漢方を問わず求めているのは、
たくさんのブログ等を拝見するとよく判ります。
 
私も16年ほど捜し求めて、6匹目の子の時にFIPの症状が中医学(漢方)で謂う所の、
どのような所見に為るのかが、だいたいに判って来て、
今、服薬している漢方薬になり良好な結果が得つつ有る所です。
  
最終的な結果では有りませんが、服薬して症状が良くなったのは、初めてでした。
したがって、FIPに苦しむ猫たちを養育されている方たちに此の漢方薬を、
お知らせしようと二つばかりのブログに投稿しました。
 
しかし、養育されている方、そばにいられる方の判断になり、
余分なことを申し上げても反って、戸惑ったり、心苦しくなるのではと思い、
この漢方薬を試みることを余り、強くは申せませんでした。
 
逆に、このジノたんの記事、写真を拝見して、
試みることを薦めたほうが良いと思い、お便りしました。

子猫たちは、保護すべき対象、幼い子は人畜を問わず衛護すべき対象です、
子猫の命は何としても助けたい、ジノたんを観て強く、そう思います。
 
私は、FIPの治療に此の漢方薬を用いることを
広く世に知らしめたいと考えて、お知らせします。

この漢方薬は以下のとおりです。
  
この漢方薬は、中医学の処方の「血府逐瘀湯(丸)」(けっぷちくおとう(がん))と)、
「杞菊地黄丸」(こぎくじおうがん)で、
私は自分で生薬を購入して丸薬にして飲ませています。
 
しかし、漢方薬局でも製品として市販しています。
  
この市販されているのは、「血府逐瘀丸」の名で、
八ツ目製薬が製造して各々の漢方薬メーカーが販売しています、
クラシェ(昔のカネボウ)が「冠脉通塞丸」(かんみゃくつうそくがん)
の名でも市販しています。
 
是らを使用すれば良いと思います。

ともにエキス剤が主に為っているので人の1日分は24丸なので、
経験から此の製品なら5kgの猫は1日分は8丸ぐらいです。
体重1kg当たり約2丸ぐらいでしょうか。

半丸にする、もっと細かくする時はハサミで切るか、砕けば宜しいです。
是らは、1日分をともに朝夕の2回に分けての服用です。
 
飲ませ方は、#00のカプセルに入れて水と一緒に飲ませます。
  

「杞菊地黄丸」は各々の漢方薬メーカーにより用量が異なる事があります。
人の1日分を猫の3日分として、今使っています。

もし丸薬なら#00のカプセルに詰め込んで1個、
また顆粒か粉なら2個ぐらいが目安でしょうか。

「血府逐瘀丸」と一緒に飲ませています。
またステロイド剤と一緒に飲ませてもかまいません、
私もそうしていましたので。


あなたがたの行動が、世の生きとし、生けるものに
幸いの有る事を得んことを心から祈念申し上げます。


          

          ・・・・・・・




愛猫山 内入道さんは私と同じ「FIPを発症した猫さんの家族」で
獣医さんでも漢方薬の専門家の方でもありませんが、
16年以上FIPと漢方に向き合って来られただけの観察眼と経験をお持ちです。


猫さんそれぞれの体質によっても効果は変わってくると思いますし、
「必ず良くなる」とは私には断言出来ません。
でも、このメッセージを拝読して、
私も多くの方に知ってもらいたいと強く感じました。


もし、漢方の服用に関するご質問などがありましたら、
愛猫山 内入道 さんのブログのプチメから、
メッセージをお送りいただければと思います。



FIPという病気が
いつか「治る病気」に変わる日が来ることを願って。









ブゥブゥマーチ
「宮島の鹿をいつくしむ会」の会員を募集中です。
ご協力よろしくお願いしますm(_ _)m


ブゥブゥマーチ




                     



中医学って?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%8C%BB%E5%AD%A6


八ツ目製薬「血府逐瘀丸」
http://www.yatsume.co.jp/keppu.htm
http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/otc/PDF/J0601012036_02_C.pdf#search=' 血府逐?湯(丸)'


「冠脉通塞丸」(かんみゃくつうそくがん)
http://www.sm-sun.com/kenkou/syoho.files/kannmyaku.htm
http://item.rakuten.co.jp/kusuri-tanigawa/kanpo-kanmyaku/


生薬の、


☆「杞菊地黄丸」(こぎくじおうがん)
http://www.halph.gr.jp/goods/kan146.html

☆「血府逐瘀湯(丸)」(けっぷちくおとう(がん))


は、探したのですが、見つけることが出来ませんでした。
もし、愛猫山内入道さんと同じ2つの生薬から丸薬を作りたいという方が
いらしたら、お手数ですが内入道さんに直接ご質問をお願いいたします。

AD