なんだか楽しい夢を見た。


名だたる物理学者が集っていた。黒板かホワイトボードのある教室のような所。重力と量子の統合理論に迫っていた。


これがこうであるならば…。


みんながほぼ同時に可能性に気づいて困惑し、それぞれが脳内シミュレーションを行い、ある答に行き着くことを確定した。黒板の前にいた学者が数式を書いて、その場のみんなが顔を見合わせて息を飲んだと同時に、その場は感動に包まれた。


その数式は、その場所の名前がつけられた。




ああ、なんて素敵な光景なんだ。

その数式はとても美しく深淵で、その後の世界を大きく変える。世界がひっくり返る数式だ。


その場の感動はすぐに世界に広がる。

その波紋は物理の世界を、いや、物質世界を根底から覆し、常識が大きく変わり、未来の可能性が爆発的に広がる。

それは第2のビッグバンとも言えるものだ。



この未来はまず確実に来そうだ。

実際にはネット上でも行われる可能性がある。それは当然ノーベル賞なのだけど、個人やグループが特定できないかもしれない。集合意識の大きなうねりが、そのまま表出した感じだ。




視点をどこに置くかがキモ。

相対性理論は光の速度を一定として、そこに視点を置いた。他に視点を置けば光の速度が変わることになる。

宇宙の加速膨張を唱えるハッブル定数は距離に視点を置いた。そのとき間違いだとされた宇宙定数は視点を置くところが違うだけで、間違いではないとわかる。

スケールであり、その関係性があるだけだ。


物質の最小単位は、点だとすると数学的に破綻する。波だとすれば何かに集約するが、どちらも間違いではない。それは点であり波でもあるものだからだ。それが光だと嫌でも気付く。


それなら、質量はどこからくるのか、重力はどこにあるのか。

光にはエネルギーがある。そういうことだ。




どんな名前がつけられるのかなぁー。

楽しみだなぁーーーー。